こんにちは、東京都行政書士 横田あずま です。



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今日の記事は、一番みなさんが興味のあるところ。「質問書の書き方」について。

質問書とは、入管が結婚の経緯をチェックするためのものです。

定住者ビザ・日本人配偶者ビザ・永住者配偶者ビザ(どれも結婚ビザ)においては、特にこの質問書の重要性は非常に高く、これで許可・不許可が決まるといっても過言ではありません。

ですが、その書き方、どこにも出ていません・・・

質問書は、入管指定のお決まりの用紙があります。

なので、それに沿って書いていけばいいんじゃないの? と思うのが普通ですよね?

確かにそうです。

ですが、2番目の「結婚に至る経緯」については話が別です。

質問書=2番目の「結婚に至る経緯」が全て、と言ってもいいくらい、この2番目が重要です。

個々の案件の事情にもよりけりですが、基本的には、ここをしっかり書けないと不許可のリスクが上がります(特にフィリピンや中国やロシアやその他の途上国・新興国がらみなどの場合。国籍問わず、年齢差婚など結婚に不利な事情のある方の場合)。

質問書を書く=2番目の結婚の経緯を書く、ということです。極言すれば、そこが全てです。

その2番目の書き方が、どこにも出ていないのですね。

しかも、指定された用紙には1ページ弱のスペースしかありません。

正直、こんな短い行数で説明するのは無理があります・・・

別紙で用意して書く必要があります。私の場合、案件にもよりますが、困難な案件の場合、7~8ページは書きます

質問書自体で8ページなので、それとほぼ同じページ数を 2番目の「結婚に至る経緯」のために用意して書くわけです

つまり、質問書は、合計で15~16ページになります。

また、書き方については、指定の用紙に一応の指示はありますが、あまりにおおざっぱで、何をどこまでどのように書けばよいのかは不明なままです。

実際に書くべきポイントはそれよりもはるかに多く、その際の効果的な手法・ノウハウ等がありますが、非公開情報が含まれるなど色々な事情もありブログでは公開できませんので、個別にお問い合わせください。

さらには、次回お話しますが、理由書も書いてつけます(こちらはだいたい4~5ページほど)。


最後に2点だけ注意点です。

(1)、ご自分で申請してビザ申請をこじらせないで下さい。

ビザ申請に関しては、恵まれた事情の方の場合や簡単な申請の場合を除き、「まずは自分でやって、ダメ(不許可)ならプロ(行政書士)に頼もう」というやり方は、色々なリスクをともないますので、基本的にあまりお勧めできません(特に、新規申請=呼び寄せ、変更申請、永住申請、日本での生活状況に変化があった場合の更新申請)。

というのも、失敗したビザ申請の記録は全て入管に記録・保管され、再度の申請の際にあわせて参照されます。

一度したビザ申請はなかったことにはできないのです(過去にした申請の矛盾点や不手際は、その後にした申請で入管から問い詰められてしまいます=ビザ申請がこじれた状態になってしまいます)。

自分をよく見せようと、ありもしない事情を書いてしまったり、立証書類を偽造してしまったり、わざとではないものの入管から誤解されるような事情を書いてしまったりした場合などには、再度の申請では非常に不利になる危険があります。

そのような事情ですので、「先生!不許可だから何とかして下さい」と言われても、場合によってはもはや挽回が難しいケースも正直あります。

私としては、「自分で申請する前に、最初から私に相談してくれれば、こじらせずに済んだのに・・・」というのが本音です。事前の相談では、私のサポートが必要であれば、そう伝えますし、不要であれば、自分でもできます、とお伝えします。ただそれだけです。

不用意に申請するくらいなら、何もしない方が、むしろ有利。理不尽ですが、入管ビザ申請の現実はそうしたものなのです(他にも理不尽な点がたくさんあります・・・)。


(2)、ネットや世間に出回っている、信用力のないノウハウや使い回しの文章にご注意下さい。

とある外国人コミュニティでは、「絶対に結婚ビザや永住ビザが取れる質問書や理由書」が高値で販売されているそうですが、その内容たるや・・・ひどいものです。

ネット上の情報も、うわさレベルの情報に、さらに うわさレベルの情報が混ざり、訳がわからない状態ですヽ(゚◇゚ )ノ

そもそもビザ申請業務は、「その外国人の人生を説明する」という、その性質からしてオーダーメイドの業務です。個別の事情により質問書や理由書を書き分けなければいけないものです。

質問書や理由書の使い回しは、できるものではありません(無理に使いまわせば、虚偽申請によるビザ取消のリスクが上昇するだけです)。

情報過多の時代になればなるほど、信頼できる本物の情報やノウハウは、プロの元にしかないのです。

毎日、入管法令や分厚い入管の内部審査資料や入管実務情報にまみれ、入管の永住審査部門担当者とお友達状態(厳しいお友達ですが・・)の私のような人間だからこそ提供できる、本物の価値あるノウハウ・情報があります。



入管ビザ申請專門 行政書士  横田 あずま



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