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こんばんは、少し前の話になりますが、2013年2月22日に私がセミナー講師をした講演会の模様をお伝え致します。今回は全2回シリーズの第2回目でした。
今回は、前回の1回目のセミナーのおさらいの意味で、まず おおまかなビザの全体像を図解して確認しました。
そして、前回やり残した「外国人がより有利なビザ人生を送るために普段からすべきこと」「万が一ビザなしにならないように普段からすべきこと」について、箇条書きで説明をし。
その後、主に海外につながる子どもについて問題となるビザについて、よくある典型的な相談例を、5つほど具体例まじえ解説しました。
連れ子の呼び寄せのビザ、外国人の奥さんや子供の呼び寄せのビザ、外国人の奥さんの離婚後のビザ変更、海外の老親の呼び寄せのケースでのビザなどです。
ここまでで、参加者の皆様には、「ビザ申請には、通常の行政手続きでの常識(形どうりに記入して出せば終わりで、その後は別に何の問題も生じない、という常識)が通用しない場合が多い。なぜなら、入管にとってビザ申請は国防の(日本国家の安全を守る)問題だから。」という点がよく伝わっていたように思われます。
実際、セミナー後のアンケートでも(前回も今回も)そのようなお声をいただきました
日本の入管は、外国人のビザ申請について、基本的に「国防」の問題であると考えています(おそらくどの国でも程度の差こそあれ同様と思われます)。
残念なことに、日本の入管は外国人の方をすべて手放して入国させるわけにはいかないのですね。
世界中の全ての外国人が善良な人ばかりであれば、それでよいのですが、現実にはそうもいきません。
実際、日本の入管は今までビザに関して緩く判断したため、90年代後半~2000年初頭にかけて、かなり痛い目にあっています(某海外マフィアの新宿歌舞伎町などへの流入や全国的な外国人による凶悪犯罪の増加等)。
近年のおよそ10年がかりの入管法改正による外国人管理の強化の背景には、そのような痛い経験があるのですね。
もちろん、日本人でも善良な人ばかりでないのは同様なんですけどね。。
さて、話を戻しますと、セミナーでは、さらに
「外国人の労働関係・社会保険の基本的な知識」
「外国人の起業・就業の支援は、日本人の起業・就業の支援にもなる?」
この2点についてもお話させていただきました。
詳しくはまたブログでアップいたしますのでご覧下さい。
なお、今回は、講義に大幅に時間が取られたため、アンケートを書く時間が取れず、アンケート数は前回よりも大幅に減少しましたが、動員数は告知期間の短さにもかかわらず、今回もおよそ30名!
全て、虹のひろばの皆さんや清瀬国際交流協会やHIFや各関係者方や東久留米市の職員の方などの多大なご献身と熱意のおかげです。ありがとうございました。
ひとまずセミナーはいったん終了ですが、今後もじっくり継続的にこのような外国人支援の輪を広げていきたいと思います。
そして、外国人支援を日本人支援にも転用・応用していき、外国人を起点に、日本人も巻き込み、日本の地域活性化のモデルをつくっていければよいですね。
当日ご来場いただきました皆さんの熱意にも感謝いたします。皆さんのご意見や反応が非常に励みになっております。今後とも周りの方にセミナーの内容を広めていってください。
日本人は、外国人から学べること、気がつかされること、ものすごく沢山あります。
日本人だけでいると、改善できないこと、気がつかないこと、思いもつかないこと、そうした停滞・行き詰まりを解消するヒントやネタは、同じ人間でありながら異文化を持つ外国人に絶対あるはず、私はそう信じています。
近年長らく停滞が続く日本において、そのようなヒントやネタを使わない手はありません。
そのように考えた場合、外国人を支援することが、巡り巡って日本人の支援になるはずです。
長くなり恐縮です。次回もお楽しみに!!
行政書士 横田 あずま
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