横浜 なるべく抜きたくない矯正歯科 歯科医師日記

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なるべく歯を抜かない矯正治療を目指し、日々アレコレ考える横浜の歯科医師のブログです。

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 横浜の歯科医師、長崎です。

 ブラケット除去の例です。(2014/02/22)

 患者さんは30代男性です。







 フィリピンの方です。

 丸印の部分にスキマがあり、矯正を続けて閉じた方がいいのですが

「マニラの矯正歯科で2年ほどやってもらったが、コレで満足しているから十分です」

とのこと。

 3月にマニラで結婚式を控えていることも、ブラケットを外して矯正を終える動機になっているようです。

 歯科医師の立場としては「並べたい!」という気持ちはあり、並べたほうが良い旨の説明もした上で、ご本人の希望を優先させました。

※やりとりは英語で行いました。セサミストリート仕込みの「あのねー、ぼくねー」的な英語ですが、十分通じます。多分、外人タレントの日本語的な珍妙な感じになっているとは思いますが・・・。

 ブラケットの種類は、ワイヤーを固定するための開閉機構がついている「デーモンブラケット」だと本人は仰っていたのですが、開閉機構をどうしても開けることができず、ワイヤーを切断してブラケットを外しました。

 どなたか、ブラケットの種類をご存知の方いらっしゃいますか?患者さんは満足されたのですが、ブラケットの種類がわからないとモヤモヤしたものが・・・。



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白楽駅前歯科・矯正歯科。

045-423-8634










 
 横浜の歯科医師、長崎です。

 バンドからブラケットへの交換の例です。

 6番(前から6番目の歯)にバンド(金属の輪)をかけて、両側に広げてきましたが、バンドだと厚みがあるので、他の歯よりも広げ方が小さくなっていました。

 今回は、バンドを外してブラケット(歯を動かすためのボタン的なもの)につけかえることで、6番を外側に出す準備を行いました。















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 横浜の歯科医師、長崎です。

 開咬(かいこう:前歯が噛み合っていないこと)の例です。

 患者さんは、7歳の男性です。























 上下の前歯が噛み合っていません。もしかしたら、舌を噛む癖のために、生え変わった永久歯が伸びるのを邪魔されているのかもしれません。

 お母さんは「矯正は高いので、もうちょっと様子を見てから考えます」とのことです。

 7歳くらいであれば、舌を噛む癖をやめれば、自然と閉じてくることもあります。

 本人に「舌を噛んだりしてない?」と聞くと「フルフル(首を横に振る)」ということでしたが、本当なのか・・・。



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 横浜の歯科医師、長崎です。

 マウスピース矯正の例です。

 患者さんは60代女性です。





 歯型から、透明な矯正用のマウスピースを作ってもらいました。

 写真で、上の前歯の部分は模型から歯の部分を切り離し、並べたい形に並べ、プラスチックで固めます。(写真の青い部分がプラスチックです)

 とはいえ、一度に0.75ミリずつしか動かせません。大きく動かした形でマウスピースを作ると、歯にはまらないからです。

 マウスピース矯正の会社によって方式は違いますが、私が使っているアソアライナーの場合は、0.75ミリ歯を動かした形でマウスピースを3個作ります。

 ソフト、ミディアム、ハードの3種類で、最初は薄いソフトを使い、慣れてきたら(=歯が少し動いたら)、ミディアム、ハードと交換していきます。

 そーすることで、0.75ミリ歯を動かします。

 動ききったら、再度型を取り、また0.75ミリ動かします。

 この繰り返しで、マウスピース矯正を行います。

 ただ、極端に歯が傾いていたり、並びが悪い場合は、通常のブラケットを使う矯正を併用する場合もあります。



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 横浜の歯科医師、長崎です。

 矯正の例、10代女性 前歯の回転の例です。








 2013/05/31から矯正を開始して、かなりキレイに歯が並んできました。

 ところが、左上2番(真ん中から数えて、左上の2番めの歯)だけが、変な感じに回転してうまく並んでくれません。

 そーゆう場合は、ブラケット(歯に接着したボタンのような道具。針金やゴムを引っ掛けるためのとっかかり)にゴムをかけ、歯を反対側に回転させるような力をかけます。

 歯と歯で、引っ張り合いをさせるわけです。

 この時気をつけなければならないのは、歯を引っ張るためにゴムをかけると、ゴムの反対側の歯も同じように力をうけます。

 目的の歯は動いてくれたけど、別の歯も動いてしまった…とならないようにしなければなりません。

 今回は、左上2番を回転させるために、右上321 左上1にひとつながりのゴムをかけました。

 つまり、4対1の綱引きをさせたのです。

 1の歯は大きく動き、4の歯は多少は動いているでしょうが、実際には目に見えないほどしか動いていません。

 写真を比較して頂ければ、わかると思います。

 歯を動かすには様々な方法がありますが、つきつめると「押す」「引く」この二つしかありません。その方法をアレコレ知恵を絞って考えるだけです。



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 横浜の歯科医師、長崎です。

 矯正の例 30代男性 開始から現在まで(2013/12/27)です。

 撮りためていた写真を全て時系列で並べてみました。

 パラパラ漫画的に続けて見ると、歯がキレイに並んでいく様子がわかります。




















































 途中で、下の糸切り歯のブラケットを付け直しています。

 最初は、歯並びの関係で適切な位置に付けることができなかったのですが、歯が動いてきたことで、適切な位置に付けることが可能になったためです。

 だいぶゴールに近づいてきました。



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 横浜の歯科医師、長崎です。

 矯正の例、60代女性です。





 約8ヶ月で、上下の歯ともかなりキレイに並びました。

 上は最初から、下は途中からブラケットなしのマウスピース矯正でやっています。



 右上の歯の根に膿があるのですが、患者さんの希望で治療は年明けからを予定しています。



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