おひさしぶりです。

ツイッターからきたかたは、最近僕が再び」「錯乱」の名前でアカウントを動かしていることをご存知だと思います。

新作公開停止発表から約二ヶ月が経っていますが、なぜまた錯乱がうろうろしているのか、と、
疑問に思う方もおられると思います。

一応理由あってのことなので、半端にしておくよりはきちんと形にして説明しておくべきかと思いました。


まず、僕がまだ錯乱の名を使用していることについてです。

前回更新の新作公開停止のなかに、「信頼・尊敬できる人たちと活動したい」という文言がありますが、
これは実は具体的にある企画について言及していました。

ボーカロイド・プロデューサーであり我がバンドのドラムスであるドPの主催する、
『"D"project』というコンピレーション企画です。

新作公開停止発表の頃、これまで二回開催されたこの企画はすでに終わったものになっていて、
参加メンバーを集めたライブでもやろうか、という話になっていました。

しかし、ドPの新たな意思により、この企画は三回目の開催が決定されました。
そして僕は、ドPの補佐のため、いくつかの仕事を引き受けることになりました。

そうなってくると問題になるのは名前です。現在の活動名ではおそらく呼びたい人に声をかけるのは難しい。
暫定的に錯乱の名前で連絡を取らざるを得なくなった、というところです。

企画は現在非常に面白いことになってきていて、僕としても非常にやる気が乗ってきたところであります。


が、しかし、お前は今活動停止中ではないのか、ということになります。こいつは困った。




三行で、という方には、

色々問題が生じたので新作公開停止しました
それを発表した途端面白い話が持ち上がりました
困ったなあどうしよう

というかんじです。



次に、最近ちまちまとアップロードしている作品についてです。
実は錯乱Pの名を何度か使っているのですが、こちらの名義ではあくまで既存作品のリミックスのみ行っています。
いわゆる「新曲」についてはバンドとイシカワケイスケ名義で発表しています。

ので、まだ錯乱P復帰というわけではないです。



以上、現況ですが、つまり、今回の『"D"project 3rd』および参加メンバーによるライブイベントまでは、
参加者間のコミュニケーションのため錯乱の名を使用せざるを得ない、ということになります。

その間は少なくとも錯乱Pであるということですね。

なので、この間にもし気が向けば、何か作品を投稿するかもしれません。ぬるっと。

Dproの動向如何で今後の活動が左右されるので、正直なところ、正式な復帰は全く分かりません。
なので、どうか「錯乱」の名前がちらついても怒らないでください。

というわけで、以上。

あーあと1月10日火曜日18時から吉祥寺シャッフルでライブやります。
バンドバトル企画です。勝ったら赤坂BLITZに出れるらしいです。
The Palestine というバンドですが、もし時間があるかた、是非いらしてください。
11月5日をもちまして、錯乱は無期限の新作公開休止といたします。




これまで応援してくださった方、聴いていただいていた方には感謝と申し訳なさでいっぱいではありますが、どうしても活動継続が難しい状態となってしまいました。


まず、僕の創作の方向性の変化が第一の理由です。


ボーカロイド/UTAUを使用した楽曲を多く発表していましたが、
どうしても、僕の目するリアリティとは異なった形になってしまう、ということを感じていました。
また、僕と同じような、ひとくちに言えばロックンロールをやる人間が僕の周りにはいないな、とも感じていました。
いずれにせよ、僕が求めるものを、このままで得ることは出来ない、と判断しました。

ただ、ボーカロイド/UTAUを否定するわけではないし、
これまで僕が作ってきた曲を無価値だというつもりはありません。
一生懸命に作った曲たちであるので、このままインターネット上に残しておこうと思います。



どうか曲たちを愛してやってください。





また、僕のプライベート上の問題があります。


進路やその他さまざまなものに追われ、時間がないこともそうですが、
それ以上に人間関係に疲弊した部分が大きくあります。
方向性が違う人とも一緒にやらなければならないほど界隈が狭いこと、
そのため創作に関して妥協があまりにも容易に行われてしまうこと、
少しでも毛並みの異なるものであれば排除へ向かう構造があること、
その他様々な点で、いわゆる「駄サイクル」的な性格のある世界だったことを否定することは出来ません。
この界隈のまわりには、アパルトヘイト・ウォールのようなものが取り巻いています。


出来れば、本当に信頼・尊敬できる人々とともに、そうした壁を破壊する企画を始めたかったのですが、
どうやら時間になってしまったようです。
これからも一緒にやっていきたいと考えている数名の方を除き、
彼らをみんな、壁の中に置き去りにして、僕は壁の外に出ようと思いました。







そして、第三の理由が、バンド『The Palestine』の存在です。

僕がギターボーカルを担当し、
僕の妹がベースを担当し、
僕の親友であるドPがドラムを担当し、
今年の6月から活動を続けている都内のバンドです。

まだまだ駆け出しで初心者二人を抱えたバンドですが、このバンドで僕はやっていくしかない、と感じています。
そして、これまで錯乱Pで活動を続けてきたことに、ここで一度区切りをつけなければならないと感じました。

とにかく僕は、僕の曲を歌わねばならないと思っています。






以上三点の理由が主なところですが、他にも様々な要因がありますし、
きっかけになったのも全く個人的な出来事からでした。
今がそのときなのだろうと、今は考えています。


今後は『イシカワケイスケ』の名義で活動を予定しています。
先述した『The Palestine』のギターボーカルとして音楽に関わっていこうと思っています。
場合によっては、この名義でニコニコ動画他インターネット上に作品を公開するかもしれませんが、
錯乱Pとしてのオリジナル曲はニコニコ動画上の『DYING ANTHEMS』を最後としています。

もしどこかで見かけることがあったら、どうか聴いてやって下さい。

今後の連絡先とツイッター、マイスペースを書いておきます。


メール mybigmouth02@ヤフー
ツイッター @ishikawa_ksuke
マイスペース http://jp.myspace.com/1004980014



それではまた、いつかの機会に。
これまで、どうもありがとう。







愛してるよ。








随分遅くなりました。
新曲を書いていたのです。
しかし、この曲にあるような、どうしようもない空虚さは、現実になって返ってきました。
身近な人がたくさん傷つき、病み、生活が出来なくなりました。
辛い。
この曲は、ごぜんぜうなさんという方のイラストのために作ったので、原作は動画の方になります。
じゃあなんで俺がアップしたのか?
なんとなくである。

◆作曲について
とにかくリフを最後まで通すのが目標でした。
下手に曲を展開させないこと、言いたいことは最後まで言うこと、余計な茶々を入れないこと。
結果は悪くなかったようです。
考えていた分のことは出来たし、ビジョンが作るにつれはっきりしてきたので、細かいことも結構出来たんじゃないかと思う。僕にしては。
単調、という感想がありますが、確かに単調な曲です。でも、僕はここらあたりから動きたくなかったのです。
たとえばDry Jet~のような曲は次々展開していってサーカスみたいで楽しいですが、景色が全てタッチ・アンド・ゴーです。高速道路から見える景色です。
今回は、延々家がある団地の裏の公園で砂をいじってみたようなもんです。
そうしたいときだってある。

◆作詞について
絵に忠実に、と思ったら、前々から温めていたフレーズがいくつか使えることに気付いたので、曲名を含めてつぎこむことにした。案外よくなじんでいて、今ではどれが旧案でどれが新案だったのか区別がつかない。悪くはない傾向です。
少々感傷的にすぎる部分があるからそれがあまり気持ち良くない。
前回よりはかなりいいんだけども。

◆ミックスについて
かなり頑張ったと思う。

次は長くなりますが、またミクだと思います。
というのも、今度のボーカロイドマスターでコンピレーションに参加するのですが、そのブースで単独アルバムを置かせていただくことになったので、そこからのリードシングル(?)ということになりそうなのです。

でも、全然迷っている。
もうだめかもしんない。