マネジメントと責任
マネジメント(management)は、日本語訳としては、経営とか管理とかの意味が出てきます。
managementの動詞形であるmanageの語源は、ラテン語の「手」の意味であり、manualなどと同語源です。
そして、manageのもともとの意味は、「(馬を手で)御する」ということなんですね。
馬車などで、馬を手綱(たづな)でコントロールして、目的地(目標地点)に辿り着くようにするのが、マネジメントです。
簡単に言うと、手綱のコントロールがマネジメントです。
ちなみに、責任という言葉もこれと関係しています。
責任とは、何でしょうか?
私は、研修やセミナーで、よく「責任」って何ですか?ってお尋ねすると
「責任とは・・・責任を負わされることであって・・・」
というような応えをされ、何か自分が不利になり、嫌なものというイメージを持つ方が結構いらっしゃいます。
このようなイメージを持っていると、
「責任を取りたくない」
とか、
「私の責任ではありません」
というように、責任逃れをしてしまいます。
しかし、
責任とは、手綱(たずな)なのだと思います。
責任とは、自分の人生の手綱を自分で握ることです。
「責任を取りたくない」というのは、
「自分の人生の手綱を自分で握りたくない」と言っているのと同じです。
それは、「自分の人生は人任せだ」と言っているようなものです。
何か“かっこわるい”感じがしませんか?
話をマネジメントに戻すと、
マネジメントとは、手綱をコントロールすることでしたね。
そして、責任とは、自分の人生の手綱を自分で握ることですから、
経営者や幹部・上司がマネジメントにおいて、責任を取らないということは、
マネジメントすべき手綱を人に渡してしまうということですから、
かなり“かっこわるい”ことだと認識する必要がありそうですね。
ではまた!
究極のマネジメントコンサルタント
小西 繁雄
managementの動詞形であるmanageの語源は、ラテン語の「手」の意味であり、manualなどと同語源です。
そして、manageのもともとの意味は、「(馬を手で)御する」ということなんですね。
馬車などで、馬を手綱(たづな)でコントロールして、目的地(目標地点)に辿り着くようにするのが、マネジメントです。
簡単に言うと、手綱のコントロールがマネジメントです。
ちなみに、責任という言葉もこれと関係しています。
責任とは、何でしょうか?
私は、研修やセミナーで、よく「責任」って何ですか?ってお尋ねすると
「責任とは・・・責任を負わされることであって・・・」
というような応えをされ、何か自分が不利になり、嫌なものというイメージを持つ方が結構いらっしゃいます。
このようなイメージを持っていると、
「責任を取りたくない」
とか、
「私の責任ではありません」
というように、責任逃れをしてしまいます。
しかし、
責任とは、手綱(たずな)なのだと思います。
責任とは、自分の人生の手綱を自分で握ることです。
「責任を取りたくない」というのは、
「自分の人生の手綱を自分で握りたくない」と言っているのと同じです。
それは、「自分の人生は人任せだ」と言っているようなものです。
何か“かっこわるい”感じがしませんか?
話をマネジメントに戻すと、
マネジメントとは、手綱をコントロールすることでしたね。
そして、責任とは、自分の人生の手綱を自分で握ることですから、
経営者や幹部・上司がマネジメントにおいて、責任を取らないということは、
マネジメントすべき手綱を人に渡してしまうということですから、
かなり“かっこわるい”ことだと認識する必要がありそうですね。
ではまた!
究極のマネジメントコンサルタント
小西 繁雄