引っ越し
帰国して一年経過したのでライブドアブログに引越しました↓
http://blog.livedoor.jp/yellowfund2000/
契約の一年が経過したので、「これからは」、「いつまで」書きつづけるか約束できません。
ちなみに帰国して最初の一年の成績は「望外の好成績」でした。
しかし日本人はいつからこんなにお金に執着する国民になってしまったのでしょうか?
強者への賛美はこだましていますが、弱者への共感とかは失われてしまったようだ。
この国に未来があるとは思えなくなってきたのが残念です。
消費税増税に賛成するのは年寄りだけ
でしょうね。
別に賛成してもかまわないが、その理由が、自分たちの年金を確保するため。
というのでは、消費税増税で問題が解決することなどありうるわけがない。
足りない分は、また、老人の年金確保のために、一般の国民に増税を課すだけだろう。
つまり、すべては選挙で勝つために、老人に媚を売っているだけ。
年金を削減すれば根本的な問題は解決するのだから、年金を削減すべきなのです。
そのうち、年寄りの年金を確保するために、警察も消防も国防も犠牲になるのではなかろうか?
若者を犠牲にして老人に媚を売ることが政治ならば、老人の公民権を停止したうえで、国民投票を実施するべきだろう。
四十歳より下の国民で消費税に賛成している人間など皆無ではなかろうか?
資産は円以外の通貨で持つべきだろうな。
残念ながら。
デフレと株価
常識から言って、デフレ環境下では、株価は上がらない。
リスク資産はデフレ下では、リスクは大きいが、資産価値は大きくならない。
普通に考えれば、株を買い持ちしても儲からないので、デフレ環境下では買いより売りが有利なのだが、私は空売りファンドではないので、ヘッジはするが、純粋な空売りはしない(というか出来ないと考えるのが相当だ)、というのは、空売りファンドならば空売りファンドであるという説明をしなければならない。
もっとも、では株式の買いで儲からないかというと、市場の歪みをつけば(絶対に)儲からないとは言えない。
が、普通の投資家が普通に株式買っても、デフレ環境下では、統計から言って儲からない(だろう)。
自動車は生き延びそうだが、電機は中国台湾+αに身売りで終わりそうだ。
大きくならないパイを前にして出来ることはあるか?
ここに絶対に大きくならないパイがあって、生地は国家の借金(国債)、中身は国民の預貯金。
このパイは不思議なパイで、生地はどんどん大きくなって、中身はどんどん小さくなる。
結局は、生地は大きくなるばかりなので、中身はどっかから輸入しなければならないということだろう。
唯一の解決策は、もちろんパイそのものを大きくすることなのだが、それだけはそっちのけ。
本当に重要な問題はずっと忘れられている。
国家も個人も同じです。
国家エゴ
消費税に賛成する人々は国家の方針に賛成しているのではなくて、それがないと年金がモラエナイカラ。
年金もらうためには財源がなければならず、その財源を自分たちの負担がすくなくてすむ消費税に賛成しているだけ。
つまり老人エゴですな。
もちろん人間だからエゴがあってもかまわないが、エゴがあるのは人間だけではなくて、市場も国家もある。ところが人間とか市場とかにエゴがあることには理解できても、国家エゴがどのようなものかを理解できない人がいる。
もちろん国家にもエゴがある。
それは「国民を犠牲にしても国家が生き残ればいい」という考え方だ。
「公共のために」なにかをするという観点を、国家も市場もなくしているのに、国民に期待するなんていうのは、ほとんどお笑いの世界です。
サンクコスト
http://psychological-jp.com/psychology/
↑ここにあるように、過去と未来を截然とわけることが可能ならば問題はないのですが.....
人生では過去と未来を分けることはできないので、だからこそ、相場では過去と未来を分けることが有利になる。
でも過去にとらわれなくなったら、それはそれで別の問題にぶつかることになる。
だからむつかしいのでしょうが.....
アノマリー
http://ameblo.jp/yuutai-day/entry-11260432412.html
↑このアノマリーの原因はかなり知られていて日本企業の決算ツキにある↓
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/teakaikei/36/01.html
だから総会を挟んで前後は株価は上がらない。
一年のうち相場はるのは六カ月で十分ということです。
日経平均入れ替えが終わってからで丁度いいくらいの感じ。
デフレ環境下での投資
デフレになれば株式も債券もダメで、現物資産に対する投資しか意味がないというのはその通りだろう↓
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE87002K20120801?
しかしだからといってデフレに強い金ということもないだろうし、商品に投資するにしたって為替という厄介な問題があるから、どこの国の商品(相場)につぎこむかということで結果は大違いだろう。
デフレなのだから、あらゆる相場で買いより売りが儲かるというのは理屈だが、理屈で説明がつく相場など存在したためしがない。
個人的にはデフレでもインフレでもかまわないが、既得権は好きではないので、政府はデフレを甘受すべきではない。
アメリカ海兵隊の目と鼻の先にある尖閣諸島が中国に支配されるなどという妄想に頭を使う暇があったら、デフレを何とかしてもらいたいものだ。
国家と市場
国家と市場は、いわゆる一般市民を無視して、お互いが駆け引きを繰り返してはいるが、民主主義の欠陥は国家対市場の対立の行方を決めるのが、一般市民だということだろう。
だから政治はポピュリズムになり、経済はイメージ戦略となる。
でも肝心の一般市民には国家対市場の対立のキャスティングボートを握っているという感覚はないだろう。というより、そんなこと言われても困るだろう。
そうでないとデモやれば国政の方針が変わるなどというナイーブな考え方は持てないだろうし、その先に何があるかも理解できないだろう。民主主義社会で、選挙によらずに、つまりデモによって政府が転覆するのであれば、国家は合法的手段としての暴力を行使することは明らかなのだが、そんなこと思いもしないだろう。そういうトンチンカンサが時には有効な場合もあるが。
あるいは沖縄の海兵隊を追い出そうなどというのは、国際条約に対する明確な挑戦なので、口先だけであれば問題はないが、実際にやろうと思えば、血を流さずにはすまないだろう。そのナイーブさがたまには有効なことは認めるが。
結局は国家と市場が手打ちして、そのつけは一般市民が支払うことになる。
日本はまだ豊かな国だが、そう遠くない将来に貧しい国になる。
その危機感は感じられない。それが良いことなのか?悪いことなのか?