人生、プラス マイナス ゼロなのです!!
昨日、私のブログの読者のコメントで
「 震災孤児のことが気になって頭から離れません…」
という書き込みを頂いたんですが、
実は私も気になっていました…
今回の震災で、孤児になった子供たちはたくさんいると思います。
特に印象に残ったのは、テレビでも報道された、
あの泣きながら母を探す少女の映像です。
たぶん、相当 心に大きなキズをもって
人生を歩んでいかなければならないでしょう…
本当にかわいそうだと思います。
しかし…
きっとこれからは、地元の人たちに、たくさんの愛をもらい
支えられながら育っていくと思うし…
いつかあの少女は、将来大人になって社会に出た時、
たぶん、人々を助けるような仕事をすると思うんです。
そして、いつか…
「なぜ、母親が自分ひとりをおいて死んでしまったのか…?」
という本当の意味を見つけた時に、
きっと誰よりも強く、素晴らしく生きられると思うのです。
私自身も、32歳の時に母親を交通事故で亡くしました。
それも、自宅の駐車場から出て
つきあたりの民家の塀に激突して即死でした。
事故の原因は今でも分かりません。
( 私が押しつけた車を運転しての事故でした…)
最初は自責の念から、相当ヘコみましたが、
「母の死は、自分にとって何か意味があるんじゃないか…」
と考えました。
告別式を終えた夜、なにかカラダの中に、
魂っぽい、何かエネルギーみたいなものが入り、
涙も出なくなり、背筋も伸びてスーっとしたのです。
その翌日から、設立して一ヶ月まもないトレイン インターナショナルという
自分の会社に、どんどん仕事が入り始めたのです…
最初はアルバイトの女子社員1人だったのが、
どんどん社員も増えていきました。
また、それ以来、逆境にも強くなり、男として
ひとまわりも、ふたまわりも大きく成長したと感じています。
つまり、母親の死がなければ
自分の会社は失敗していたかもしれません…
人が、とてつもなく悲しい出来事や辛い出来事に遭遇した時、
必ずその出来事には意味があり、
その悲しみを乗り越えることによって人として格段と成長するのです。
だから…
あの少女は、将来立派な仕事をし、
素晴らしい伴侶に出会い、たくさんの子宝に恵まれ、
きっと幸せな人生をおくるに違いないと思います。
人生というのは、そういう仕組みになっているのです…