夢のゴール!!
昨夜、復興支援のチャリティマッチ
日本代表 VS J リーグ選抜のサッカーの試合があった。
大阪の長居競技場で 4 万人の観客を集めた。
日本代表が、遠藤のフリーキックで先制し、
岡崎のゴールで前半を 2 - 0 で折り返した。
そして、後半 36 分、運命のゴールが生まれた。
カズ ( 三浦知良 ) がゴールを決めたのである。
このゴールは、今後、日本のサッカー界の
歴史に残るゴールかもしれません。
なぜなら…
日本代表のゴールネットを揺らして
これだけ祝福された選手はいません。
そして、KING カズほど、栄光だけでなく、
たくさんの苦難を経験したサッカー選手はいません。
16 才で単身でブラジルに渡り、1994 年アメリカ大会の
ワールドカップ予選の、あのドーハの悲劇で、
あとちょっとの脚の差でセンターリングを上げられ、得点を決められ、
ワールドカップの夢を断たれ…
そして、1998 年のフランス大会のワールドカップは、
予選には出場したものの、本大会ぎりぎりのところで
北澤選手と共に二人だけ代表のメンバーからはずされ
日本に帰され…
つまり、何度も何度も苦難や試練を乗り越えてきたのです。
そして、そんな彼がなんと 44 才まで現役で J リーガーを続け、
そしてこの意味のある大切な試合で、
素晴らしいゴールを決めたのです。
KING カズの生き様こそ…
そして昨日のゴールこそが…
苦難を乗り越える、希望という夢の可能性 を示したことになると思います。
昨日の試合は、ただの親善試合ではなく、
サッカーのもつ 力のすごさ を見させてもらいました。
サッカーの神様がいるとしたら、
あのゴールで日本中を感動させるために、
KING カズを 44 才になるまでサッカーをやらせ続けたのでしょう…
たぶん、日本のサッカー史上、語り継がれるゴールであり、
そして史上最高のゴールパフォーマンス ( カズダンス ) だったと思います。
震災から 18 日目という時期に、この試合が開催され、
人々が忘れかけていたスポーツの快楽に満ちあふれ、
思わず歓声を上げてしまうという本来の、
スポーツが存在する意義を感じることができたのも、
グッドタイミングだったと思います。
やはり、なんかゴタゴタ してた野球より、私はサッカーの方が好きです。
いやっ、めちゃ大好きです!!