メタボを解消し、動脈硬化を予防する「あしばらい2」で気分も爽やか!! | 1日3分!だれでもカンタン、自宅でできる病気にならない「空手エクササイズ」

1日3分!だれでもカンタン、自宅でできる病気にならない「空手エクササイズ」

全国教職員空手道大会8連覇記録保持者、真月流空手道宗家阿部泰志が教える、だれでもできるカンタン病気にならない体づくり「空手エクササイズ」。

こんにちは、1日3分!病気にならない体作り!

自宅でできる簡単「空手エクササイズ」の

真月流空手道宗家阿部泰志です。


今日はメタボを解消し

動脈硬化を予防する
あしばらい2」

という
タイトルでお送りします。


メタボリックシンドロームの検査では

腹囲----お腹の周りのサイズを計りますね。


つまり脂肪がつくと

お腹が出てくるわけですね。


お腹が出ていないということは

それだけ脂肪が少ないということにはなりませんが

(お腹が出ていなくても内蔵脂肪が多い人は

かくれ肥満といって危険だそうです)


一般的に考えれば、肥満→お腹が出る

ことが多いでしょう。




では、なぜこの「あしばらい2」は

お腹を引っ込ませるのに有効なのかということですが、


ひとつには

お腹の筋肉を収縮させることで筋肉を大きくするので

筋肉に脂肪を食べさせやすくなる。


そして、

お腹周辺の筋肉を動かすということは

リンパ液の流れをよくするということです。

つまり循環がよくなり脂肪が燃えやすくなります。


次に、

大きな運動なので

有酸素運動----エアロビックであるということです。



よく部分やせはできないと言いますが、

私はそんなことはないと思います。


よく使う部分には脂肪がつきにくいんです。

ですから、脂肪をつけたくない部分を

よく動かす必要があります。


この「あしばらい2」は

脂肪をつけたくないお腹をよく動かしますので

ついてしまった脂肪が燃えやすくなり

脂肪がつきにくくなることが期待できます。


メタボを解消すれば動脈硬化などのリスクも

少なくなりますね。





今日は前回より少し詳しく説明します。


右足を払う場合……

左足を軽く前に出しておきます。


そしてサッカーのボールをインステップキックで

(足首を伸ばした蹴り方です)蹴るように


下から斜め左上に向けて蹴り上げます。
(ここ、大切です)

体が少しねじれるようにお腹の筋肉を縮めます。

上半身は真っすぐ、またはやや右にひねる感じで

右足は斜め左上方向です。


蹴り上げるときには足首の力を抜いておきます。


蹴り上げる高さは

できれば、

おへその高さぐらいまで足が上がると良いでしょう。

それ以上高くする必要はありません。


蹴り上げた足はなるべく高い位置で1、2秒キープ

してみてください。


つまりお腹の筋肉に力を入れたままキープします。


その後、その足は前に落としても良いですし

もとの位置、つまり左足より後に戻しても良いです。


呼吸は払う(蹴り上げる)ときに

息を吐き、

高い位置で足をキープしているときも

息を止めないでゆっくり吐くようにしてください。


片足5回から10回振り上げてキープしたら

交代しましょう。


慣れてきたら

払うときのスピードを速くします。

そして足を高くキープする時間を長くしていきます。


呼吸は止めないようにしてください。

キープする時間をさらに伸ばしたくなったら

キープしている時は自然呼吸します。


そして足を上げているのがつらくなったら

もどします。


次回は武術的なワザとして解説しますね。




体は意識して動かすことによって機能を維持向上させます。


動かさないということは、その機能を失うということです。

宇宙飛行士が毎日しっかり筋トレをするのは地球に戻ってきたときに


立っていられないほど体の機能が低下してしまうからです。


動かさない、使わない組織は遠慮なく捨て去られていきます。

毎日、ちょっと意識して、ちょっと動かしてみましょう。


自分の体の細部に神経を集中して動かすことで


あなたの体は見違えるほど変化していくのを感じるはずです。


「空手エクササイズ」は


自分の健康を病気から守り、

大切な人を守れるようになるエクササイズです。


「空手エクササイズ」やってみて、こんなことがよかったよ、等

ご意見や感想をいただけるとうれしいです。

きょうもお付き合いいただきありがとうございました。

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