ワタミ介護会社提訴 | 靖国で会おう!

ワタミ介護会社提訴

本日、ワタミの介護株式会社が提訴されました。

ワタミが経営する『レストヴィラ葉山』で起きた介護事故に伴う慰謝料請求と、その施設の入所金等の返還請求が訴状の内容になります。

しかし、この提訴の一番の問題点は、ワタミ介護株式会社の事故後の対応であります。

事故にあった方はすでにお亡くなりになり、そのご遺族が致し方なく提訴に踏み切ったわけですが、ご遺族の方が何度も仰るのが『事故後の対応』です。
私も介護の会社を経営しておりましたが、介護事故は必ず起きます。どんなに注意していても起きるときは起きます。相手は生きている人間です。ベッドに縛り付けておくわけにはいきません(前にそんな施設がありましたが)事故が起こるということは、利用者様家族も重々承知しています。今回の件も、ご遺族は「事故は仕方がないことだ」と何度も仰っていました。

では何故、提訴に踏み切ったか・・・・赤字は私の言葉

原告のお母様が入所後、食堂での転倒事故によ骨折入院。もちろん被告側の過失であり、それは被告側も認めている。そして入院中、医師から「お母様が食事を採られていないので、これでは回復も遅くなり、治療に支障をきたす」と言われ疑問に思い、被告側に聞いたところ、様子を見にきているだけで食事介助までしていなかったことが判明。今後は分担で介助をすると約束をする。(昼は原告、夜は被告側)(施設でも食事介助が必要であったのであろう)5日後、被告施設から「職員が鳥インフルエンザの疑いがあるため潜伏期間中は介助に行くことはできない」と言われる。(なんじゃそりゃ)このままでは原告側の負担が大きく、入院したのは被告側の所為なのだからと苦情を入れ、話し合いの場を持つことになる。なんとここで判明したのが、入院後も管理費を引き落としていた。それなのに食事介助にも来ない!と憤りを感じ、管理費を取るならば三食の食事介助をするべきではないのかと主張したろころ翌日から実行されることになる。(入院してて施設にいないのに管理費取るか)しかし、その後も誠実な対応とは程遠く、時間を守らず食事介助に来ていたりしていたようだ。
あとは長くなるので端折って書きますが、例えば入院することになってしまってその入院費を負担すると被告側が言っていたにも関わらず、骨折に関する費用は負担するが、入院が長引いたことによる褥瘡(じょくそう)の治療に関しては知らんとか、入居一時金が年単位で償却され、神奈川県の指導である月単位の計算をしない。それどころか、入居金740万円のうち、300万円は初めから非返金対象分として返すつもりも無いという拝金主義。ちょっと挙げたらキリがありません・・・・

前もありました・・・コムスン

『介護ビジネス』という言葉ができましたが、ビジネスとはなんでしょうか。私は『ビジネス』は『金儲け』だと思っています。金儲けが悪いとは思っていません。そりゃ会社は沢山儲けたほうがいいでしょう^^ しかし、介護はビジネスではありません。介護で儲けようとするから、こういった被害がでるのです。はっきり言います。介護は儲かりません!私は介護の会社を立ち上げて今まで儲けようと思ったことはありません。(あ・・・ゴメンナサイ^^;立ち上げたときは儲けようと思ってました)
基本的に、誠実に対応していればこういった問題は起きないと思います。

あぁ・・・まるで今の民主党を見ているようだ・・・