ヤン坊のブログ-別 図書館 2


いやあ、読んでいて嬉しいという本は少ないけど、この本は嬉しい。

あまりにも嬉しくって、笑ったり泣いたりした!


小説には良い出来と、悪い出来があると共に、好き、嫌いがあると思う。

この本は大好きすぎて、善し悪しがわからないのだ!


この図書館戦争シリーズ、恋愛小説だそうだ。

ヤン坊は、恋愛小説は苦手だ。

読むのが恥ずかしい。


このシリーズが恋愛小説なら、恋愛小説は大好きだとカミングアウトしなくてはならない。でも、おじさんとしては、やはり恥ずかしい。


全ての登場人物に感情移入してしまうのは何故だろう?

この小説で詳しく語られる、緒形副隊長、狙撃の名手進藤、もちろん堂上教官、小牧教官、手塚、芝崎、全部感情移入してしまう。


そして、主人公の笠原郁が出てくると、それだけで嬉しい。

とりわけこの本は、笠原郁以外の人たちが主人公なのだが、何故か彼女が出てくると嬉しい。


この本が図書館戦争シリーズの最後だというのが、寂しい。


・・・って、「子供っぽいこと言うんじゃないよ!」という美人の柴崎の言葉が聞こえてくる。

「あー、もっと続けて欲しいのにぃ!」 という 大女の笠原郁の言葉が聞こえる。


別冊は2巻で終わったみたいだけど、外伝とか秘話とか有川さんお願いします!