子育てにおいて最も忘れてはならないこと（その２）

皆さんこんばんは。
教育研究家　青木鷹人です。

昨日から、

「子育てにおいて最も忘れてはならないこと」

について書いています。今日はその２回目です。

昨日は

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」

ということについて説明いたしました。

しかしながら、その説明を読み

「私や夫（妻）は頭が良くなかったから、子供は頭が良くならないんですね」
「私や夫（妻）は運動が苦手だったから、子供も運動が苦手になりますね」


とお思いになる親の方々が多いかもしれません。

しかし、そう考えるのは早計です。この内容について深く考えてみましょう。

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」

では、この文章を少々書き換えてみましょう。
すると、

「東大卒に育てられた人間が、同じ育て方で１人の人間の子供を育てているから、結果として１人の人間の子供が同じ能力となる」


となります。この文章をさらに書き換えると・・・

「東大卒の育て方で１人の人間の子供を育てたら、東大卒の能力を持つ子供になる」


となるのです！

つまり、

「子供の能力の結果は、その原因となる育て方によって変わる」

ということになり、

「両親の能力と子供の将来の能力は同じではない」


という結論に繋がるのです。

「私や夫（妻）は頭が良くなかったから、私の子供も頭が良くないのよね」
「私や夫（妻）はスポーツは苦手だから、私の子供もスポーツは出来るわけがないの」

世間ではこのような話がよくなされ、私もよく耳にします。しかし、このいわゆる「思い込み」は子供の未来を両親の考え方で閉ざされたものにしてしまう恐ろしい考え方であることが理解できたでしょうか。

というわけで、

「両親の能力と子供の将来の能力は同じではない」

ということを決して忘れずに子育てしてもらえればと思います。
それにより、あなたのお子さんには輝かしい未来が約束されるはずです。

子育てにおいて最も忘れてはならないこと（その１）

皆さんこんばんは。
教育研究家　青木鷹人です。

今日から何度かに分けて、

「子育てにおいて最も忘れてはならないこと」

について書きます。

それは

「両親の能力と子供の将来の能力は同じではない」

ということです。

「え？頭の良い両親の子供はやはり頭が良いですよ？」
「は？スポーツ万能な両親の子供はやはりスポーツ万能ですよ？」

とお思いになる親の方々が多いかもしれません。

ではなぜそのような状況が世間に現実としてあるのか。
それは

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」


ということなんです。

例えば、東京大学卒の夫婦に子供が生まれたとしましょう。子供を育てる際には、当然いろいろと疑問も出るでしょうが、夫婦の両親や友人に聞きながら子供を育てることになります。

ここで考えてみてください。

まず、夫婦の両親のことです。

夫婦の両親は、東京大学卒の子供を育てていますね。つまり「東京大学卒となる子供の育て方を知識として普通に持っている」わけです。その両親に夫婦は子育ての質問をするのですから、得られる情報は「東京大学卒となる子供の育て方になる」ということが容易に理解できると思います。

そして、次に友人です。

夫婦の友人は、学友や社会人になってからの友人が多くを数えると思いますが、学友はズバリ「東京大学卒の学友」
ですよね。となれば、その学友からもたらされる情報も「東京大学卒となる子供の育て方になる」
わけです。また、社会人になってからの友人ですが、東京大学卒を受け入れる企業ということを考えると、その周囲は「同レベルの人間が多くを数える」
ということが理解できると思います。となれば、その友人からもたらされる情報も「東京大学卒、又はそれに近い大学卒となる子供の育て方になる」ということも理解できると思います。

そして、最後に夫婦本人達です。

夫婦本人達は、それぞれ「東京大学卒となる子供の育て方を受けてきた人達」です。ということは、本人達が記憶に残っている子育ての方法を実践すると、当然に「東京大学卒となる子供の育て方になる」ということが理解できると思います。

いかがでしょうか？

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」

この内容を信じることができると確認できたのではないかと思います。

（つづく）

皆さん初めまして。

皆さん初めまして。
教育研究家　青木鷹人といいます。
どうぞよろしくお願いいたします。

かわいい赤ちゃんの笑顔ってとっても可愛いですよね。
思わず頬ずりしたくなっちゃいますよね。

そんな可愛い赤ちゃんも、日々成長して歩けるようになり、そして幼稚園や保育所、学校へ進学して最後は社会人として独立していきます。

そこで、あなたに質問をします。

子育てはどういう方法で行いますか？

「あれ？どうするんだろう・・・」と考える方が多いのではないでしょうか。
また、「親に聞きながら」とか「家族で相談しながら」という方も多くを数えるのでないかと思います。

実は、学校等では子育てに関しては最低限の内容しか教えてくれていません。そういう意味でも、子育ては「育てる親に任せている状態になっている」ことを理解できると思います。

そう考えると、子育てには「これが正解というものがない」という状態なわけです。

正解というものがないのであれば、適当に育てればいいと考えるところですが、ここで１つ確実に言えることがあります。

それは・・・

「子供はいい加減な育て方をすると、そのままいい加減に育ってしまう」

ということです。

例えば、生まれながらにして「凄い能力を秘めていた」としても、育て方を間違えば、その能力を開花させることがないままとなり、下手をすると「残念な状態のまま一生を終えてしまう」ということになってしまうのです。子供の幸福を願う親にとって、これは確実に避けたいことですよね。

子供は無限の可能性を持っています。
あなたのお子さんも当然持っています。

というわけで、あなたのお子さんが大成するために、子育てについて参考になる数々のアドバイスを書いていきたいと思います。興味をお持ちいただいた方は、是非読者となって頂ければと思います。

あなたのお子さんが幸せになるために。