ある日のオイリュトミー | 名古屋シュタイナー土曜学校  山里の森

ある日のオイリュトミー

今日は夏越の祓ですね。
紫陽花の花を和紙で包み、水引で結んだものを吊るすと、
厄除けになるそうですよ。



今日のオイリュトミーは、そんな初夏の日に相応しい内容でした。
ちょっと、ご紹介しますね。

子どもたちが授業をしている『ほっと平針』内にあるカフェにいたら、
オイリュトミーの先生が
「今、5年生の保護者の方、いらっしゃいますか? 
 子どもたちがとても上手に出来たので、是非、観にいらして下さい」
と呼んで下さいました。

 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

という言葉にあわせて、子どもたちがと動くと…
爽やかな風がさっと衣を翻す…そんな情景が目に浮かぶようでした。

誰かが、「これ、百人一首の和歌だよね」と言うと、
「元歌は、万葉集に出てくる和歌で…」と先生が説明なさっていました。

そんな先生とのやりとりも、子どもたちの息の合った動きも、
さすがに5年目だなぁ…と時間の積み重ねを感じました。


5年保護者 川谷