ヤマゴロウさん・・・な俺・・・。
びっくり!
これが・・・
1kg・・・
びっくり!!
これが・・・
100kg・・・。
「はい、みなさん・・・ご覧下さい・・・
今皆さんの目の前にいるのが学術名「ニホンテナガ100kg」ですね~。
どうやらこの写真撮影がかなり不満のようですね~・・・。
恐いですね~・・・。
完全に我々に敵意を抱き、威嚇していますね~、彼女・・・。
あっ、言ってなかったですね、そうです、実はメスなんですね~。
よ~く見ると、ほら・・下乳がはみ出てますね~。
可愛いですね~・・・。
この下乳が、その昔万病に効くと言われ、一時は数十万頭いたこの動物も人間の無謀な乱獲により、この一頭が最後となってしまったんですね~。
悲しいですね~・・・。
今では国からの莫大な予算で作られた研究チームにより、だいぶ生態が解明されつつあるんですね~。
その研究の結果、一点だけどうしても解けない謎があるんですね~。
彼女の胸元に堂々と輝く・・・「AFA(あふぁ)」・・・これ一体、なんなんですかね~??」
「さぁ、といことで、次は南アメリカ館にいってみましょう・・・。
あっ、あんな所に、アメリカンフタコブ100k・・・」
箱ッティ・・・な俺・・・。
ある日、ニホンと言うそれはそれは小さな島国の中にある、トーキョーと言うそれはそれは大きな街に住んでいる、ヤマモトと言うそれはそれは美しい姿をした青年が、スコッティと言うそれはそれは四角い形をした箱を拾いました。
青年は不思議そうにその箱のスコッティ、つまり「箱ッティ」を眺めていると、上部にいかにも「押してひき上げて下さい」的なミシン目が付いていることに気が付いた。
青年はミシン目に沿って箱ッティの一部を、懇切丁寧に剥がしていった。
するとどうだろう、中にはいかにも「私で鼻でもかんでください」的な白い紙が姿を覗かせていた。
青年は誰に教えられたわけでもなく、その表面の紙をむんずと掴み、天空に向かって勢いよく引き上げた。
うぉぉっりゃぁぁぁぁっ!!!!
長っ!!!!
引けども引けども、まるで終末を迎える気配がない・・・。
その紙の長さは、もはや永遠にも感じられた。
しかし・・・
誰かが言った・・・
「止まない雨はない」って・・・。
その言葉通り、終わりはやってきた・・・。
その紙の先には・・・
「ポケッティ」が付いていた・・・。
※注(出した紙はスタッフが気持ちよくお尻を拭きました)
小さなハサミとお化け靴の巻・・・な俺・・・。
今日街で、運命のアクセサリーに出会った。
一目で恋に落ち、気が付くとそれを手のひらにそっと乗せ、レジの方へと足を進めていた。
美容室に生まれた者のみが、身に付けることを許された奇跡の一品。
ジャンッ!!
「う~ん・・・それにしてもよく出来ている。」
一体どのくらい小さいのか・・・。
「例」の靴と比較してみた。
うん・・・こう見ると実に分かりやすい。
その時だった・・・。
「へっへっへっ・・・美味そうなハサミだ・・・。」
「だ、誰だ・・・。」
「俺だよ、俺・・・お前の大切なハサミを喰ってやる。」
「や、やめろ!!」
「へっへっへ・・・ばくっっ!!」
「うわ~、喰われた~!!」
「・・・もぐ・・・もぐもぐ・・・もぐもぐもぐ・・・。」
「か、返せ~!!」
「げほっ、げほっ、や、やめろ~!!」
「このやろ~、早く返せ~!!」
「ぐ、ぐふぁっ、は、離せ~!!」
「もう少しで取り返せるぞ!!みんな力を貸してくれ!!・・・・・・・・・せ~のっ、えい!!!!」
・・・スポンッ!!
「でかっ!!!!!!」
・・・
こんな一人遊びも、気付けばもう二時・・・
俺、結婚出来ないかもなぁ・・・