ヤギーのブログ

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気ままにEntryしてゆきます。

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久しぶりのブログ更新。今回の参院選について、僕自身の経験を踏まえながら書いていきます。

 

3.11以降、山本太郎という一人の男が腐敗した権力と本気で戦う姿に感銘を受け、選挙にもロクに行かなかった自分が、2011年の脱原発デモ、市民活動、選挙の応援、自ら立候補と、それまでの自分の人生とは180度違う行動を取り続けていた日々があった。

 

しかし、ことある度に様々な壁にぶつかり、かなり無理をして出馬した自分の選挙に結果が出なかったことで経済的に決定的な打撃を受け、それからは政治に関わろうという気持ちが薄れていき、自分の人生を立て直すことで精一杯の日々が続いた。

 

今は幸いなことにいい会社に勤めることができ、それなりに給料もいただいている。クビにならなければ、2年後にはマネージャーになることを前提で雇われている。そんな現状の自分が、あいも変わらず荒削りで、体全身に怒りを湛え、捨て身で戦い続けている山本太郎を見て、また新たな気持ちが芽生え始めている。

 

#れいわ新選組 山本太郎以外の候補者の多様性、存在意義、主張、どれもに心惹かれる。これまでの数十年間で社会全体として何一つ良くなってこなかった(あえて言い切ります)日本において、その犠牲者とも呼べる当事者たち。立候補者全てが見事なカウンターになっている。

 

自分が東京選挙区から出れば軽く当選できる席を捨て、公明党の支持母体である創価学会がおかしいと、現創価学会員の #野原よしまさ が東京から立候補という前代未聞の展開。そして、当の山本太郎は全国比例の3番手に留まる。「れいわ」、「山本太郎」の票が集まったら、難病ALS患者の #ふなごやすひこ がまず国会に行くという体制。


そして、次に国会に行くのが重度障害者の #木村英子 それ以上の票(約300万票)が集まったら初めて当の山本太郎が国会に復帰できる。ここに彼の「思惑」と「思い」が集結されている。有り余る議員報酬と権力を享受し続けたいという多くの国会議員と真逆の「戦略」と「志」。全国からの寄付は3億円を突破したという。

 

既存の政治家に期待できない。それは僕が以前から繰り返し言ってきたこと。しかし、地域での地道な活動を続けている、組織を持っている彼らの「政治的な力」はやはり強いことも事実。自分が無所属で選挙に出たから、よくわかる。それでも、僕はなお #れいわ新選組 に期待するのです。

 

中身を見て欲しい、それぞれの主張を聞いて欲しい。お涙頂戴などではない、人間としての根源的なものを彼らは訴えている。小難しい政治論争ではない。そんなもので政治が変えられるか!という声を聞くが、小難しい政治論争を振りかざして、果たしてこれまで政治が、社会がどれほど良くなったというのか。それ以前の問題だ。

 

山本太郎は選挙に強い。体力があり、多くの人に訴える力があり、何よりひたすら真っ直ぐな熱を持っている。そして、今までのどの選挙よりも山本太郎に「風」が吹き始めている印象を受ける。6年間、国会議員として、いや彼がそれ以前から走り続けてきた賜物かとも思う。

 

もう選挙戦も後半に差し掛かる今が体力的にも一番キツイところだと思う。各候補者の方々も、どうか、最後まで体を壊さずに走りきって欲しい。僕にできることは何か、今更のように探っている。#れいわ新選組 #参院選

久しぶりのブログ。前回から数えたら、なんと約2年ぶり。何をするにも筆不精な自分なので、そこのところは許してください。

 

今回ブログという媒体を使おうと思ったのは、一つ報告があってのことです。

 

直近で連絡をくれていた人には伝えていましたが、先週末に引っ越しをしました。特に隠すつもりもなかったのですが、完全に報告するタイミングを逃しただけです。。

 

今回の引っ越しのきっかけは、転職です。

 

これも一部の人には話していましたが、昨年末から独自に転職活動をしており。年明けに、縁があった会社に採用通知をいただくという結果になりました。

 

その会社が「横浜」にあり、中野から通えなくはなかったのですが(片道約1時間半)、通勤電車が何よりも苦手な自分なので、ここは心機一転、横浜に引っ越すことにしたのです。

 

前職の会社を辞めるのも、引っ越しをするのもバタバタで、報告が遅れたことをお詫びします。

 

思えば18の大学入学を機に東京に出てきて、それから約20年間東京に住んできました。小平、国分寺、浅草、品川、中野、と都内でも色々と移り住んできましたが、一番長く住んでいたのが、最後に住んだ中野になります(約9年間)。

 

振り返ると本当に色々なことがありました。色々な人と出会いました。色々な経験をしました。思えば、失敗や挫折の方が圧倒的に多かった東京での生活でした。しかし、そこから学んだことも、また大きかった場所です。

 

今の自分を形作っている8、9割は東京での20年間ということになると思います。

 

そして今回、転職を機に横浜へやって来ました。自分が住み始めたのは新横浜近辺の駅とだけ言っておきます(会社がその近くなので)。

 

横浜に住み始めてまだ1週間ですが、本当に環境がいいと感じています。もちろん横浜といっても広いので、場所によっては多少の違いはあると思いますが、僕が住んでいる港北区はとても住みやすそうです。

 

というわけで、人生初の神奈川県民になったヤギーでした。

 

さよなら、東京。よろしく、横浜。

都知事選が始まって、もう10日が経とうとしている。

これまでの経緯を自分なりに「端から」見てきて感じたことを書いてみようと思います。

まず、メディアの報じ方としては最初から一貫して3つ巴(鳥越、小池、増田)での戦いという姿勢が変わっていない。

その中で、鳥越氏の女性スキャンダル、小池氏の裏金問題と裏に陣取る組織の存在、ドロドロの泥仕試合の様相を呈してきている。

と同時に、東京都知事が2代連続「政治と金の問題」で任期半ばで辞任しての選挙という前代未聞の状況が世間の関心を集めているようで、現地の東京だけでなく、全国から高い関心が寄せられているという報道が続いている。

僕もFacebookで友人からメッセージをもらったり、職場の同僚にも話を振られたり、地元にいる親との電話での会話でも都知事選の話が出たりと、実際多くの市民が関心を寄せているということを、自分の近い人の言動から感じることが多い選挙。

で、ここからは僕の見方を書いていく。

まず、今回の都知事選は舛添氏の「政治資金の私的な使い方」ということで、連日多くのメディアが報道し、徹底的に叩き、都知事辞職に追い込まれたという経緯がまずある。その前の猪瀬氏の辞任の仕方も、同じような流れだった。多くの都民がうんざりしているし、怒っている。

しかし、まさか多くの人が忘れてはいないだろうけど、この二人を選挙の時に誰よりも強く支援していたのが現政権与党の自民党・公明党だった。

この状況で自民・公明の推薦候補といって出ても、失われた世間の信頼を取り戻すには明らかに分が悪い。そこで、表向きには増田氏という、知名度がほとんどない当たり障りのない男(失礼)を自民・公明の推薦候補として出させ、その対抗馬として、「TVカメラの前で」都議会自民党の推薦を蹴った小池百合子が(表向きには)無所属で今の自民党を中心とした「都庁の既得権と戦います!」という今の世論が同調しやすい「体」で出た、ということだと思っている。

つまり、この一連の流れ(ひょっとしたら舛添氏下ろしのタイミングから)はシナリオが最初から出来ていたものだと推測している。

もちろん、これはあくまで僕の個人的な推測だが、小池百合子が本気で都庁の既得権と戦うというのなら自民党を離党すべき。ここに注目してほしい。彼女は自民党籍をまったく離れていない。

でも、小池百合子の穏やかで、演説がうまくて、しっかりとした芯がありそうなイメージは30年以上も国会議員を続けてきた人物らしい「言いようのない安定感」を確かに持っている。選挙の時くらいしか政治に目を向けようとしない多くの都民は、このイメージにコロッといかされそうな気もしている。

ただ、僕から見ると今の小池百合子は完全に狸。政見放送を見てみたが、「あ、書かれたシナリオ通りに演じているな」と思った。

あの目と同じような目をした人を僕は知っている。「原発」都民投票の活動をしていた時に知り合った一人の初老の男性。これ以上は、さすがに言うつもりはないが。

ただ、これは僕の直感。信じるも信じないも、あなた次第。

じゃあ、ヤギーは誰に投票するんだ?という問いが、もしある場合について。

鳥越俊太郎、、、、もう、100%納得しているわけではないが、ほぼ間違いなく彼に入れる。

鳥越氏に対しては言いたいことは山ほどある。もしかしたら小池百合子以上にあるかもしれない。

でも、あえてここでは書かないでおく。色々なことを多角的に考えた時に、今回の候補者の中で彼以上に「マシな」選択肢は見つからない。

2012年に都知事選に立候補→落選してから、支持者と定期的に都議会を傍聴し、都政の勉強会を重ね、様々な選挙の市民派候補の応援に入り、本当に草の根の社会運動を大切に実践してきた「うつけん」こと、宇都宮けんじが立候補していないのが残念でならないというのが正直なところだが、そのうつけんの3度目の立候補を辞退させた「重み」と「責任」を感じて欲しいとは思っている。

うつけんとはこんな人

また長くなってしまいました、これが今回の都知事選における僕の思うところです。

今回、都知事選には21人が立候補しているが、政見放送だけでも多くの候補者の主張を見てみたらいいと思う。

バラエティーに富みすぎていて、、その辺のバラエティー番組を見るよりよっぽど面白いと個人的には思うのだけど、それらを踏まえて一番に感じるのは「完全に100%おかしなことを言っている人は一人もいないな」ということ。

Youtubeで基本的には全ての候補者の政見放送が見れるので、お時間あるときにぜひ。