ほんとにありがとうございました!
皆様こんにちは。
chakaです
ラ・マシンパイロットとして9月末まで突っ走ってきましたが、自分の人生でこれだけ充実してた時間は一生忘れることができないですし、この経験が自分の深いところに根付き自信となっていくと思います。
今年の1月に初めてスパイダーとナントのラ・マシンアトリエで対面した時に正直、ほんとに心の底からワクワクした感じを今でも身体が覚えています。
あの頃はまだ目も付いていなくて最後の仕上げ段階でした
これを見た時にパイロット達の反応。
それはもう、「成長した子供」でしたね
「うわぁ~、凄いなぁ~」
「お~!、これに乗るんやぁ~」
「でっかいなぁ~」
etc,etc・・・
ほんとに皆、でっかい子供になってました
そして日本に帰国、山下埠頭でのリハーサルを経て、4月半ばのスペクタクル。
スパイダー1とお別れして、スパイダー2は「はじまりの森」へ。
会場が予想以上に狭かったのと、14人で操作していた人数が7人になるというプレッシャー。
正直、「Y150開幕」当初は全然余裕というものがありませんでした
お客さんの反応を見てる余裕なんか全然なくて、自分の操作している2本の脚に全神経を集中していました。
ですが、一日20分のスペクタクルを5回、多いときには6回こなしていると段々と操作にも慣れてきます。
そうすると、操縦しながらお客さんの反応を見る余裕が出てくる。
会期中の後半は大分余裕が出てきたので、お客さんの反応を見ながら操縦するのが、ほんとに楽しかったです。
ボクがナントで初めてスパイダーに対面した時に、心から感じた「ワクワク感」をお客さんが感じてくれていて、それを共有しているのが素直に嬉しかったですし、ほんとに楽しい時間でした。
年齢関係なく、見に来て頂いたお客さんがもしも「成長した子供」になってくれてたのなら、こんなに嬉しいことはありません
個人的に大好きな瞬間がありました。
スパイダーが目覚める時のお客さんの反応。
最初にまずは目のライトが点灯して、呼吸をはきながら顔がゆっくり動く。
次に触角。
そして、最後に脚が一気に動いて完全に目覚める。
この段階を踏むに連れて、お客さんの反応も目に見えるように大きく変化していくんですね。
操縦してるボクは「お、ビックリしてくれてる!おっしゃ!」みたいな感じでやってました
本当に見に来て頂いた皆さんには感謝感激雨あられです。はい、古い表現ですいません
お客さんだけではなくて、Y150を支えてくださった全ての皆様、ほんとにありがとうございました。
ボク達パイロットへの多大な声援が凄まじいパワーとなりました。
9/27日、フィナーレの花道の声援。
人生で初めて経験しました。
この半年間で皆さんに貰ったパワーを糧にパイロット達はそれぞれ歩んでいます。
何らかの形でメディア・舞台等に出て恩返ししていければなと思っております。
スパイダーが糸で繋いでくれたこの素晴らしい関係がずっと続きますように・・・ 2009.10.30 chaka