財政赤字 2 | xyavのくしゃくしゃブログ

財政赤字 2

インフレは、お金の価値の下落ですので、そのお金を支払う事によって何かを注文するとき、自動車、家、鉄道、などの注文だけでなく、日々の食費も同じように上がってしまって生活は苦しくなります。


ですから極端なインフレは困りますがそうでないなら、お金、つまり民間や政府の借金は増やすことが可能でしょう。


インフレを抑えたい場合には借金を減らす工夫が必要ですが、そうでなければ増やせるのでしょう。


その工夫の一つは税金として民間の預金を減らすことがありますが、インフレでないなら、税金として民間の預金を減らす量は減らし、安定した経済、税金をとれば不安定で取らなければ安定と言う部分を強調したいのですが、安定した経済を維持できます。


お金は移動するものですので、何かを支払った時、同じだけ入ってくれば、とんとん、バランスを保ちます。


支払ったよりも多く入ってくることはあり得ません。


なぜなら移動する間に勝手に増えたりはしないからで、もし預金額が増えているなら、その分、誰かは減っています。


しかし全体として総額が増える場合があって、それは借金が増えるケースですが、そうでなければ移動を繰り返すだけです。


借金が増えれば総額の預金も増えますし、そうでなければ増えも減りもしない、移動を繰り返す、と言う風になるかと思います。


税金は民間の預金を減らしてしまい、支払った分だけ入ってきませんので経済を不安定にさせ、国民生活を圧迫し、例えば生きていけない人が増えたり、結婚や出産が減ったり、一極集中が進んだり格差が拡大したりします。


支払う方が多くて入る分がそれより少なければバランスは成り立ちません。


そういう意味ではインフレによって成り立たないのと同じに感じます、


息苦しさの原因になり、引きこもりを増やすことにもなったり、犯罪に繋がったりもするかも知れません。


いま、仮想通貨が注目されます。


金と交換しなくてもよい、のであれば、通貨の発行はいくらでも可能で、そして発行した通貨を支払うときに何かを注文できるのですから、発行する人にはその分だけ利益になる仕組みな気がします。


政府に通貨発行権があり、その政府は国民のものですので、国民は通貨を発行することによって利益を得る事ができます。


ところが税金を増やして逆にそれを阻んでいます。


さらに財政赤字の削減もそれを奪う行為です。