カジノは成長産業じゃない、衰退産業だ! 1 | xyavのくしゃくしゃブログ

カジノは成長産業じゃない、衰退産業だ! 1

なぜギャンブルは不健全に見えるのに、宝くじはそうじゃないのでしょうか。


”年末ジャンボ” が1枚100円で、当選金は1億円、これを多くの宝くじファンが、それぞれ100枚、1万円分購入するとしましょう。


1億円の当選金は1万円x1万人分の売り上げに相当するのですが、胴元は2万人にこれを販売します。


2億円を集め、そのうち1億円をファンに還元して、残りの1億円は売り場窓口のおばちゃんなど、雇用を創出する。


すると還元率は50%ですが、仮にこれを競馬と同じ75%に引き上げたとすれば、確率的には1万円の投資を1万3300回すれば、1億円が当たる。


この投資ゲームをファン、1万3300人の互助会で楽しんでいる。


1億3300万円分投資すれば1億円が還元されるんだな、ということを理解するためには、宝くじを1万円x1万3300回購入しますので、1万3300年かかる、何しろこれは ”年末” にしか発売されません、それが味噌です。


では競馬はどうか。


馬券は昔は単勝、複勝、枠連、くらいしか種類がなかったと思いますが、今は3連単、3連複からウィン5まで実に豊富で、レースは土日、12レースを2か所ほどでやる。


さぁ、競馬ファンがこの投資ゲーム、勝ち馬投票券に投資して還元率75%を知るまで馬券を買うには、何年かかるでしょうか。


10種類の馬券を毎週末のレースで販売し、1週間でおよそ500回、年間2万回も売っている、年末ジャンボ1億円当選の1万3300回という回数をあっという間に超えていく。