1億総中流 | xyavのくしゃくしゃブログ

1億総中流

1億総活躍とは、働く人を増やす、という事だと思いますが、すると労働者は仕事を奪い合いますので賃金は下がります。


下がらないにしても、上がり難くなり、収入が増えなければ消費も増えず、消費が増えなければ企業は投資せず、消費も投資も冷え込んだままでは経済は縮小します。


縮小しないまでも拡大しませんので、税収は不足し、この赤字によって増税は検討され、マスマス景気は悪くなります。


目指すべきは、1億総中流です。


一部の大企業や富裕層が独占している冨を広く分配し、国民の収入を増やせば消費は活発となり、すると投資だけでなく税収も増大し、全てが好循環に回り始めます。


お金のある大企業や富裕層が利益を増やしても、不景気な国内ではお金を使いません。


お金のない庶民の所得を増やすことで、企業や富裕層も儲かるのですから、金持ちから庶民へのトリクルダウンの流れではなく、庶民と庶民が互いに支え合う総中流が望ましいのです。