インフラ投資 | xyavのくしゃくしゃブログ

インフラ投資

住民が100人の町と10人の村があったとしましょう。


予算が下りて町に橋ができるとなれば、村にも作って欲しいという要望が出ますので、自治体を合併させれば一応はこれを抑えられます。


財政の厳しい中、100人が利用するのか、10人しか使わないのかを比較すると、効率を考えれば人口の多い所へ投資は行われます。


こうして町には橋ができ、地下鉄だけでなく新幹線やリニアの駅まで作られ、拠点病院や防災対策も整えられるでしょう。


一方、過疎の地方にそのような公共事業を投下するのは利用者の少ない無駄な予算だと批判され、不便は解消せずにマスマス人口は流出します。


するとこの不均衡は、丸でこの投資が促進してしまっているようにも見えます。


格差を解消するには、地方を豊かにするような投資をしなければならず、それを行ってないから一極集中が進んでいます。


大企業と中小企業、富裕層と一般層、首都圏と地方、どれも政策的に弱者を優遇しなければ格差が拡大するのは当然で、その為に政治があるのです。