下請けイジメ
中小企業は、優秀な人を中途採用しないどころか、明らかにダメな息子とかに跡を継がせたりする、などと批判されます。
現状がダメなのに優秀な人を入れず、同じメンバーで昨日と同じことをやり、ダメな跡取りが事業引き継いだって、良くなるはずがなく、それなのに景気が悪い、政治が悪いって文句言っている。
地方交付税や中小企業、沖縄、農協のような特殊な団体等向けの優遇税制は、単なる延命装置になっているから競争原理を導入しなければ垂れ流しになる、等々です。
しかし日本の経済は、中小企業が引っ張った側面があるのも事実ではないでしょうか。
そのような既存の中小企業だけでなく、独立して起業する人も少なくなり、市場は活力を失っています。
競争力のある大企業しか生き残れないので、中小は次々に廃業し、マスマス寡占化が進んで競争が無くなっていきます。
大企業を優遇するのでなく、中小企業にも活躍の場がある事によって起業も促進され、イノベーションも可能になります。
弱い者いじめをして淘汰を進めるだけでは、次の時代を作る事はできないと感じるのです。