責任野党と8億円 | xyavのくしゃくしゃブログ

責任野党と8億円

与党にすり寄る責任野党などと言う言葉が使われ みんなの党の政策は、袂を分かった結いや維新などともにアベノミクスと近い。


その大きな柱は3本の矢と言われ、1本目は緩和策によるデフレからインフレへの転換、2本目は財政出動による景気対策で この2つには私は賛成だ。


問題は3本目の自由化で、規制緩和による構造改革路線はインフレ期に行うべき政策であって 現在のようなデフレ期に行う事に私は反対する。


これを成長戦略などと丸で好況へ導くかのように言うが、とんでもない。


これは海外からの投資を呼び込む事を目標にするというのであるから、そのために大企業にとって利益を増やす仕組みを作ると言う事である。


すると新しく海外から参入する企業だけでなく従来の国内企業も儲かる為、ぜひ応援しよう ということとなり、8億円を出しても元が取れる と言う気にさせ、打ち出の小槌となる。


デフレとはパイが膨張しないのであるから、庶民から企業へ所得は移転し 消費者の収入は少なくなって肝心の成長は決して実現しないばかりか、反対に冷え込んで行く。


これを渡辺氏は推進してDHCが応援し、消費増税と法人減税も同じ流れで行われ これらがいつまでも日本経済が好転しない原因となっていると言う重い責任がある。