私の尿瓶と勝海舟 | xyavのくしゃくしゃブログ

私の尿瓶と勝海舟

私は30年前に尿瓶を使った経験があり、それは怪我が原因なのだが その前に勝海舟が父親から受けた教育について少し。


9歳の時 勝は犬に急所を噛まれ、袋が破れてこれを医者に縫合された。


そのとき父親は ”泣いて恥を晒すならその前に切り殺してやる” と勝に刀を突き付け、日本男児は局部を噛まれても我慢せよと教えた。


勝の怪我は袋だったが、私のはそれを遥かに凌ぎ、果たしてこれほどの怪我を負った経験のある人はそうはいないだろう。


ずばりそれは睾丸破裂だ。


怪我をした時どうもその辺りが痛く、町医者に見せたが病状が分からない。


当然その医者はそんな怪我など聞いた事も見た事もなかった筈で無理もなく、翌日私は大病院へ行った。


そして即入院、即手術となり 治療して貰ったが、怪我をしてから治して貰うまで 私も一切泣かなかった。


手術後ベッドからトイレへ歩く事も禁じられ、病室で尿瓶で用を足さねばならなかったのだが 膀胱は破裂しそうに尿が溜まっているのに、尿瓶へ出そうとしても出てこない。


人はトイレなら出るモノでもベッドでは出ないようにできているらしく、で、どうしたか。


若く綺麗な看護師さんが  ”しーこいこいこい”  と介助して呉れるのだが余計に出そうもなく、、、そこで、、、先っちょから管を入れて貰い 優しく下腹部を押して貰うと、ちょろちょろちょろとやっと出てきた。


1週間の入院でこれを5回ほど経験しただろうか、うーん、何と刺激的な経験、忘れられない思い出、看護師さんも滅多にないどころか一生に一度の貴重な業務だったに違いない。


その後 勝は女性に奔放な絶倫人生を送り、私は二人の子供に恵まれている。