社会保障の負担 | xyavのくしゃくしゃブログ

社会保障の負担

年金や医療などの社会保障の原資を どのように国民が負担すればよいか。


これまでは主に現役層が、その収入に応じて保険料を負担してきた。


しかしこのままでは原資が不足し、制度の安定した運営が難しくなる。


そこで検討されるのが 資産の保有によっても負担すると言うあり方だ。


負担の能力に応じて負担すべきなのは当然だろう。


資産を多く持っていれば、収入が少なくとも 負担の能力は高い。


こう言う人に応分の負担をお願いするのは当然だ。


仮に日本中の人が たっぷりの資産を持っているとする。


ところがデフレにより、この資産はじっと使われずに動かなかったとすれば 各人の収入は少なくなる。


しかし収入が少ないからと言って貧しいのではなく、それでも皆は金持ちだ。


するとこの場合は収入からだけでなく、資産に応じての負担も必要になる。


そして保険料は給付として支払われ、必ず誰かの資産となる。


つまり お金は消えない。


全体の資産は減らないのであるから、持続可能な制度を作る事が可能なのである。


破綻などは 絶対にできないのが日本の財政だ。