国内投資を増やす 3 | xyavのくしゃくしゃブログ

国内投資を増やす 3

日本政府の借金が増えているが 民間と併せた負債総額(=お金の総量) は増えず、この為デフレになっている。


そして民間の借金が増えればインフレになるが その時は政府は借金を増やさず、逆に減らしてインフレを冷却すれば良く 借金=債権 なのであり、純資産国として大きな差額を持っているから 資産も不足しない。


借金が上回るどころか 資産が遥かに上回り続け、インフレになっても これは変わらない。


なぜ安定した経常黒字を確保して流入を継続できるかと言えば 大きな純資産を保有しているからであり、またこの経常黒字によって 純資産は更に膨張していくからでもある。


この 経常黒字による資産の外部からの流入に見合うだけの借金(=お金の総量) が増えていかなければ、デフレになる。


270兆円の純資産から6%相当の15兆円の所得収支が流入しているが この純資産は外貨建てであり、時価評価なので 通貨が暴落して円安となり、価値が半減すれば 流入は2倍の30兆円になる。


不況時に各国は、経済回復の手段である通貨安競争によって近隣窮乏策をとるので その時は純輸出も増え、投資も国内に戻る。


円高の日本は対中投資が減っていず ユーロ安の欧州は大きく減少していると、新聞で報じられているが、円安になれば 国内に投資が戻る。


そしてそれは民間の負債が増え 財政の再建にも繋がるのだ。