人口の増加と減少
人口の減少が問題となっているが これはそれほどイケナイことなのだろうか。
昭和の高度成長期には 人口の過密が問題となり、人が多過ぎれば息苦しくなるから 分散させたい、というような論点が無かったか。
ムラで人口が増えれば食糧に困り 仕方なく隣村を襲うようになってしまう。
これが戦争であり、植民地を作って移民を送り込んだのも 本国での余剰人口を養う為の新天地の開拓であった。
韓国の併合も 日本の人口が増えて米が不足し、これを補うためのもので 実際に大量のコメを朝鮮半島から日本へ輸送した。
その結果 米価が暴落して農民は生活が苦しくなり、農本主義などと言う事が言われ 農家の子息が軍へ入隊してクーデターの引き金を引いた。
いま日本は不況に喘ぎ、若年層の収入が少ないために結婚や出産が減っている。
もし収入の少ない状態で人口を増やせば 昔のように隣村を襲う発想が出てしまうだろう。
戦争は 最大の若年層の雇用創出である。
人口の過剰によって 生活は苦しくなるのが当然で、人口を増やせ、と言っているが 増えればもっと苦しくなるのではないか。
先ず景気をよくして そうすれば自然に増えるのだ。
不況なら 増やせば苦しくなるから、止めた方がよい。