高齢化社会 | xyavのくしゃくしゃブログ

高齢化社会

超高齢化社会の国家になると言われている。


良い家柄と言った場合 大抵は何代にも続く血筋であるのだろう。


その筆頭が天皇家であろうし 徳川家や織田家などもある。


その人本人の資質とは別に 信用と言うモノの判断に家柄の要素がいくらかを占める事実もある。


血では繋がっていずとも 例えば企業なども創業が古ければ信用が増すように感じる。


神社仏閣なども 創建が古ければご利益の多い気がするし、学校やスポーツチームなども伝統を重んじる風がある。


それらの歴史の上に立っている人たちに対し、何となく信用を感じるのは ひとつには時間に対する感覚の違いがあるのではないか。


悪事を働くのは 刹那的な利益を求めてしまうからであり、もし苦境にあったとしても簡単には短期の利益を追求せずに長期的視野に立って我慢できると感じるから信用するのではないか。


日本には古い企業が多いと言うが、それは多分企業だけではない。


家業として仕事を受け継いで居ずとも 家系が続いている家はいくらでもある。


また血として繋がっているのでなくとも 神社や様々な組織として守られている所へ身を置く人も多いであろう。


日本の国民を全体として見た時、このような長い伝統を守っている事によって信用が増し、そしてそれは時間に対する人々の捉え方の違いにも由来するのではないか。


時間を長く捉え 広い視野、長期的視点に立って考えられるのが日本の特性である。


若ければ1日が長く 老いれば短く感じる。


若ければ1日の我慢もできないが 老いれば10年でも我慢ができる。


若さの少ない国家でも その特性の活かし方は必ずある筈である。