人口減少とデフレ
日本は人口減少が始まり それは今後必ず加速してしまう。
そしてこの人口減少を 現在の経済的な停滞であるデフレの原因として考える人も多い。
その上 将来に亘り人口の減少に伴ってデフレが続くのは仕方がないのだ とさえ言われている。
確かに人口が減少すれば 財やサービスの需要が収縮するから経済も低迷すると感じてしまう。
しかし人は消費等だけを行っているのではない。
人は同時に生産を行っているから 人口の減少はその両方の縮小になるであろう。
そして高齢化が進むのであるから、需要よりも供給の方がより少なくなり、これはデフレ要因とは全く反対のインフレ要因となる事は誰でもすぐに理解できる。
そしてデフレからインフレへ転換すれば 経済は再度成長できるのであり、人口減少はデフレが継続する理由とは全くならないのである。