財源の為の増税
10年で23兆円の復興事業の内容が明らかになってきた。
その復興や社会保障の財源の為、また肝炎の救済等の為の増税は 報道の影響もあり世論をある程度得ているようにさえ見える。
そしてそれは間もなく実行が決定しようとしているようだが、しかしこれは全くのとんでもない暴挙であると強く抗議する。
何か生活の苦しさや閉塞感は政府の借金の多い事が原因であるかのように皆が感じており、増税によってこれが少しでも和らぐと誤解されている。
しかし苦しさも閉塞感も政府の借金の 「少ない事」 が原因なのであって多い事が原因ではない。
そして何より、大変ではないのにも拘らず 「借金が多いから大変である」 と皆が感じてしまっている事にこそ苦しさや閉塞感を助長してしまう芽がある。
マインドが冷えれば実生活も苦しくなり、マインドが好転すれば実際に好転する。
増税の必要が無いだけでなく、また全く逆に 増税が復興や社会保障、肝炎の救済等を不可能にしてしまうが、そのポイントは3つある。
第一に、お金は消えずに移動して循環する為、増税によってこれを殺いではいけない。
第二に、復興や社会保障、肝炎の救済等を可能にする原資は国民が稼ぎだす付加価値によってのみ得られる。
第三に、日本の経済力はその潜在力は世界最高であり、それを引き出す方法がありながら増税によってそれを失おうとしている。
以上3つのポイントを是非訴えたいが、まずは第一のお金の循環である、次回。