ペンキ事件 | xyavのくしゃくしゃブログ

ペンキ事件

カネの力を数の力に変え権力を握った金丸信の不正な蓄財に怒った市民は検察庁の石の表札に黄色のペンキを掛け 記憶は確かではないが器物損壊で市民は逮捕された。


当時の事件は佐川急便から5億円の裏献金を受け取り 特捜部の出頭要請に応じず 「政治資金規正法違反」を認める上申書だけを提出した。


1992年9月検察は事情聴取を行うことなく起訴し僅か20万円の罰金の判決が下った。


国税庁は妻の相続税に着目し1993年3月脱税で逮捕、家宅捜査して数十億円と金塊の不正蓄財が発覚した。


なお長男は山梨県教育委員長だが 小沢さん輿石さんと繋がるのかどうかは不明だ。


さて検察審査会はその以前から制度化されていたが改正以前は審査結果を検察が無視する権利があり 単なる助言制度でしかなかった。


つまり5億円の政治資金の犯罪に対する20万円の罰金と言う決着に市民の行える行動は ペンキを掛ける事だけであった。


そして半年後の家宅捜査では数十億円と金塊の不正な蓄財が発覚しているのだから、検察が証拠不十分と判断した事件であっても政治資金規正法の違反は厳しく透明性を求めるべきである。
 

ペンキを掛ける事しかできない市民を逮捕するのでは制度が不十分である。