草食系と人口減少 | xyavのくしゃくしゃブログ

草食系と人口減少

百獣の王ライオンに敵がないのであれば その生息数は世界最大となってもいいはずだが 実際には極めて少ない。


それは生存のためにはその数に応じた草食動物が必要で 草食動物の生存には草原が必要であり、生存数は食物の量に依存するからだ。


世界各地には草原が広がり草食動物が生存して食物連鎖の頂点に立つ人間は肉食をしてきたが 唯一草原のない地域が日本である。


このため平和な草食系の民族が育まれた。


しかしその平和な民族もお金を食う訳にはいかず、資産をお金で保有するデフレではモノが増えずにお金だけが増え、結果人口が増えない。


インフレになれば借金して資産をモノで保有してモノが増え、結果人口が増える。


資産をお金でなくモノで保有するには 例えば株式の保有によって企業の持つ設備を保有する、というような資産である。


人間の数は口の数、人口であり、ヒトもライオンも生息数は食物の量に依存しモノの量に依存するのであって お金を食う訳にはいかないのだ。


人口減少によって不況になるのではなくデフレだからモノが増えずに人口が減少し、これは食物の量に依存するライオンと同じであって、因果が逆である。