和式の お手洗い | xyavのくしゃくしゃブログ

和式の お手洗い

和式のカセットは激減し使った事の無い人もあるかもしれない。


カセットは音を録音する、音を入れる、これを手を洗うと言うのだから奥床しい。


使い勝手は洋式の方が数倍勝り また和式は「痔」の一因ともされ敬遠されるが、しかし和式には他に無いかつての日本文化が隠されている。


床には便を落とす穴が開けられ 便器の 「前方」 には 出っ張りを付けてある。


この出っ張りは一般には 「金隠し」 と言われ 男性の性器を隠すためのものと思われているがこれは違う。


本来この出っ張りは 「絹隠し」 であり、これが訛って間違えて言われている。


かつて日本では和服 着物を着ており 当然排便の時はこれを捲り上げて用を足した。


その時に着物が汚れないように引っ掛けるものがこの出っ張りであり、そのためにこれを 「絹」 隠しと言う。


そしてその使い方からこれは排便のときには 「後方」 で使うもので前方ではない。


金、より 絹、の方が幾分かは上品な気がする。


こんな細やかな文化は他に無いのではないか。


関連の続きもある、次回。