基本的にはリデルさんは、わりと恋愛では「強い」ほうだと思います。周りの人からは、悩み事がないかのように思われる可能性もあります。確かに精神的には比較的タフだとは思われますが、一方で、そういう役割にばかり追われると、もっと子供のように甘えたい気持ちが内側に蓄積するものです。
素直さや隙がないために、相手がリデルさんをどう愛していいのか、どこをとっかかりとして幸せにしていいのか、よく分からないことでしょう。そして相手男性が弱くなっていくか、逆に針が振れて、自分に振り向かないほどの男性(彼女持ちとか)をいつのまにか選んでしまう可能性もあります。
ここから言える、リデルさんにありそうな問題点を列挙します。
◆自由人でしっかり者だが、男性からしてみると近寄りがたい。
◆なぜか少し弱々しい男性に好かれる。そしてドキドキできない。
◆素直に甘えられる(ドキドキできる)男性を求めると、しんどい恋愛に変わる。
ホワイトデーですもの♥
ということで、初恋の人からの手紙を公開です。
リデル、ひさしぶり。
もう肉じゃがぐらいは作れるようになりましたか?「肉じゃが作れば女らしいんでしょ」と一人でキレていたリデルがなつかしいです。
リデルがおれに「別れないから大丈夫だよ」なんて言いながら徐々に連絡がとれなくなったあのころから、もう2年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、手紙を書いたのは何か理由があるわけではないんだ。ただなんとなく学校の前を通ったらなつかしくなって、思いつくままに書いてみようと思い立っただけ。驚いたかな。
思い返してみると、あのころリデルはとても余裕があって、大人びていたなぁと思います。男子と幅広く仲が良かったリデルに、おれは「男好きだな」などと皮肉を言ったけれど、リデルは平気で「そういう女が嫌いなら付き合わなくてもいいんだよ」と返していましたね。そういうリデルの余裕が、やけに鼻についた思い出があります。
そういえばリデルにとって、おれが初恋の相手だったのかな?リデルは表情には出さないようにしていたけど、最初のころはやけにガチガチだった印象があります。今ごろ男慣れしたんだろうなぁと思うと少し切ないです。
まだ付き合い始めのラブラブだったころ、リデルは「もう彼氏は人生に一人いれば充分」などと言っていましたよね。嘘つけと思ったけど、嬉しかったなぁ・・・。ま、結果を見てみても、完全に嘘だったけど(笑)。
恋愛を総括して言えば、きっとおれはリデルと付き合うことができてよかったのだと思います。いつもどこかにいってしまいそうなリデルと付き合って、最終的には自分との戦いだということを学びました。
いろいろ書いたけど、おれはリデルが大好きでした。これからもリデルらしさを大切に、あと、Gカップになるという夢もそのまま追いかけながら(笑)、新しい誰かと幸せになってください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 「将来いい女になるからお買い得だよ」と言っていましたね。どうなりましたか?
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