「土方 歳三(ひじかた としぞう)」(1835~1869)
新選組の副長として知られる幕末の武士、幕臣。
新選組鬼の副長として皆に恐れられた人物で、
戊辰戦争では幕府側指揮官の一人として図抜けた軍才を発揮。
局長の近藤勇の右腕として京都治安警護維持にあたった。
新選組は助勤、監察など職務ごとに系統的な組織作りがなされ、
頂点は局長であるが、実際の指揮命令は副長の歳三から発したとされている。
(出典:ウィキペディア)
あんたは総師だ。
生身の人間だと思っては困る。
奢らず、乱れず、
天下の武士の鑑であってもらいたい。
(※近藤勇に向かっての言葉)
目的は単純であるべきである。
思想は単純であるべきである。
喧嘩ってのは、おっぱじめるとき、
すでに我が命ァない、と思うことだ。
死んだと思いこむことだ。
そうすれば勝つ。
勝てるか勝てないか、やってみなければわからないよ。
おらァもう、勝敗は考えない。
ただ命のある限り戦う。
どうやらおれのおもしろい生涯が、
やっと幕をあけたようだ。
皆、自分の道をゆこう。
(※新撰組の解散の時の言葉)
よいか、人を斬る剣は所詮は度胸である。
剣技はつまるところ、
面の斬撃と、突き以外にない。
習い覚えた区々たる剣技の末梢を忘れることだ。
未来だけは、
いやにはっきりとした姿で、
私の眼の前にある。
一日過ぎると、その一日を忘れるようにしている。
過去はもう私にとって何の意味もない。
世に生き飽きた者だけ、
ついて来い。
(※命を落とす直前の最期の突撃の時の言葉)
昨日の夕陽が、きょうも見られるというぐあいに、
人の世はできないものらしい。
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