神さまの最善 !
癌だと告げられ、ボーとしている私に医師の言葉は容赦なく続きます....その時にはまだ癌の組織が残っているのか、他に転移しているか、結果は出ていなかったのです。医師はもしもの場合を想定して、直ぐに再手術をしなければ、一日追うごとに術後の癒着など、リスクは高くなるから、月曜日には手術をしたい ! 手術室を確保するためにも、今日中に返事がほしいと言われ、戸惑いました。自分の事だけではなく、介護の必要な夫の今後も考えなくてはならないので、少し時間を下さい...後で返事をさせてください ! と医師に言い残しその場を離れました。直ぐに夫のケアマネージャと連絡を取り、事情を説明し、今後の対応をお願いしました。病室に戻りベッドに座った瞬間、張り詰めていた気が緩んだのかはじめて涙がこぼれました。その瞬間、神さまに祈っていないことに気付かされ、枕に顔をうずめて祈りました。私が頼れるのはイエス様だけです。イエス様は、「わたしは最善をなした」と思いに語りかけてくださいました。目には見えないけれど、入院してからずーと私と共にいてくださり、守り支えてくださったお方が、最善をなしたと語ってくださったのです。私は、手術は受けず予定どおり退院することを決心し、その旨を医師に告げました。はじめに神さまが語ってくださった通り、神様は最悪と思える病気の中で最善をなしてくださいました。 神様をあがめます ハレルヤ ! 一週間後、退院してはじめての受診の日、医師から告げられた言葉は、私の胆嚢癌は悪性の腫瘍でステージ3 だったということでした。しかし病理検査の結果、癌の組織はどこにも転移していなかったことも告げられました。神様のことばは真実です。信じるならその通りになるのです。神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。ローマ 8:28