こんにちは、長野です。

 

めっきり寒い札幌。今月のキャンプは気合を入れないといけません(行くんかい)。

 

さてさて、少し前にテレビで紹介されていた「2033年問題」、

何のことか、憶えていらっしゃいますでしょうか?

 

「葬儀業界を震撼させる」とか、言われているあのお話です。

2033年、六曜が決められなくなるというやつです。

 

 

 

私はあまり頭が良くない(笑)ので、決められなくなる事象の原因についてのご説明はできませんが、そもそも六曜をものすごく信じているわけでもないので、あまりピンときませんでした。

確かに、現状として火葬場は友引を休日としているところがまだたくさんあります(古いデータで申し訳ありませんが、全国1600の公営火葬場で友引に営業し日曜を休みとする火葬場74箇所 :’95 SOGI調べ、つまり残りは友引が休み)

 

20年以上前のデータで、全く説得力はありませんが、札幌市の火葬場は友引の日は今でもお休みです。

なお、全国には定休日のない火葬場もあるのだとか。

というわけで、友引以前に、定休日について考えまてみました。

 

【火葬場に休日を設けるメリット】

・火葬炉のメンテナンス(施設による)

・従業員のシフトの問題

・火葬場の休日=お寺さんの休日

 

以上を思い浮かべました。やっぱり、休日はあった方がよさそうな気がします。

 

きっと皆さん(報道関係者も含めて)「友引がっ…」というところに注目していましたが、(ご存知の方も多いとは思いますが)

 

友引:昔は共引という漢字が当てられていたそうです。お友達を引っ張るわけでも、死者の手が伸びてくるわけでもなく(そもそも戦の吉凶を占っていたツールなのですから)

 

「戦のとき、共に(戦いが)長引く」という占い結果。

 

「水瓶座、今日は7位、ラッキーアイテムはパステルのグロス」

 

それと一緒なわけです。

 

誤解を受け、忌み嫌われる友引が可哀想だなとも思えます。

 

さて、友引休みが、日曜定休に変わったら、こんなことを言う人も出てくるかもしれません。

「日曜日に葬儀ができないと都合が悪いんだけど」

 

友引が日曜だったことは過去にもあります。

仕事が忙しい方は本当に大変だとは思いますが、大事な方とのお別れの時間をゆっくり取ることができるとぜひ前向きに捉えて頂ければいいなと感じます。