マッツェイのフォンテルトーリ・キャンティ・クラシコ 2011をテイスティングしました。
カステッロ・ディ・フォンテルトーリ キャンティ・クラシコ・ フォンテルトーリ [2011] 赤
マッツェイ家は１２世紀ごろからワインづくりを行っている名門。
カステッロ・ディ・フォンテルトーリは1435年からマッツェイ家が所有しています。
現在ではフィリッポ氏、フランチェスコ氏の兄弟がCEOを務めています。
ボトルでは２，６３０円
有料試飲の機械「エノマティック」での価格は
２５ｍｌ １５０円
５０ｍｌ ３００円
７５ｍｌ ４００円
です（別途、専用機械のカードが500円/枚必要。チャージ式）
使用するブドウ品種は
サンジョヴェーゼ、マルヴァジア・ネーラ（イタリア土着品種）、
コロリーノ（コク系品種でサンジョヴェーゼと一緒に用いられるとのこと）、メルロー。
鉄や動物香スパイスの香り干しレーズンなどの要素。
香りはかなりパンチがあるります。
味わいは黒い果実やわずかな甘み。
追って動物香や鉄のニュアンスが余韻に残り綺麗な流れを刻みます。
タンニンは強く感じるもののくどさはなく、
しばらく余韻としてハッキリと残ります。
熟成メルローのような香りが強く、
値段からは考えられない風格があります。
うーん、重厚感があるワインです。
香りが熟成感、血や鉄のようなニュアンスを強く感ますので
手放しには進められませんが値段対比では優秀な部類と思います。
カステッロ・ディ・フォンテルトーリ キャンティ・クラシコ・ フォンテルトーリ [2011] 赤