Microsoftが、「Windows Server 2016」と「System Center 2016」のRTM版を公開しているようだ。

Microsoftは米国時間9月30日まで開催されていた「Ignite」で、顧客はWindows Server 2016を10月中旬には利用できるようになると述べていた。Igniteの会期中、MicrosoftはWindows Server 2016の評価版をリリースしたが、正式版ではなかった。Igniteではまた、Windows Server 2016の顧客は追加コストなしでDockerエンジンの商用版を利用できるとも述べていた。

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Microsoftは10月12日時点で、Windows Server 2016のRTM版をMSDNでリリースしているほか、Azureのイメージとして、またVolume Licensing Service Center(VLSC)でも提供している。(この情報を提供してくれたAidan Finn氏、Marko Loukkaanhuhta氏、Tero Alhonen氏に感謝したい)。

Microsoftが2016年に公開するWindows Server 2016のエディションの1つが、「Windows Server 2016 Datacenter」だ。Datacenterバージョンは、「高度に仮想化されたデータセンターとクラウド環境向け」と説明されている。このほか、「Standard」「Essentials」「MultiPoint Premium Server」「Storage Server」「Hyper-V Server」などのエディションがある。

ライセンスについては、Microsoftが2015年に明らかにしていた通り、Windows Server 2016 DatacenterおよびStandardはコア単位となる。Microsoft AustraliaのOEMチームがブログで明らかにしているように、Essentials、Multipoint Premium、Storage Serverはプロセッサ単位となる。「Nano Server」モードを実装したい場合は、DatacenterとStandardいずれのエディションでもSoftware Assurance(SA)が必要となる。

Windows Server 2016のStandardとDatacenterエディションには3種類のインストールオプションがあり、Nano Serverはその1つとなる(残りの2つは、「Server with Desktop Experience」と「Server Core」)。Nano Server版では「Long Term Servicing Branch」オプションは利用できず、Server with DesktopとServer Coreでは、より頻繁にアップデートされる「Current Branch for Business」は利用できない。Microsoftは実装オプションの違いについてブログで詳しく説明している。

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Datacenterエディションは無制限の数のOSE/Hyper-Vコンテナを動かすことができるのに対し、Standardエディションは2つに制限される。また、Datacenterエディションには「Storage Spaces Direct」と「Storage Replica」「Shielded VM」、ネットワークスタックなどの機能があるが、Standardにこれらの機能はない。

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