「最期は自宅でありがとう」

 

 10月14日(金) 発売

 電子書籍 

 Amazonでは紙の本も出ます。

 

タイトルは夫の呼吸が止まった時に

私が心から思ったことです。

 

 「自宅にいてくれてありがとう」

 「幸せな時間をありがとう」

 

その思いをタイトルにしました。

 

内容は、私たち家族のリアルな経験と

残された時間をどう生きるか?というテーマを

考えた時に気付かされたことなどです。

 

それは、生きる質ということでした。

 

 

 

このブログを書き始めた頃と今では

大きく変わってしまった病院の対応があります。

 

今のご時世は想像もしていない状況になってしまいました。

入院してしまったら会うこともできないような信じがたいことに

なってしまいました。

 

病状や生活環境によって違いますが、

この状況では残された時間が切ないと

在宅医療にしようか?と考えている方も

いらっしゃると思います。

そう悩まれている方には

この本が何かのヒントになるかと思います。

 

在宅医の先生に退院前、家族で話を伺いに行った時の

言葉がとても印象に残っています。

 

「お父さんが自宅に帰ってくるのは、看取りのための帰宅ではない。

家族と笑顔で幸せを感じながらの時間にするための帰宅です。」

 

また、

「お父さんが笑顔で一緒にいられる時間を少しでも苦痛なく長く

いられるためのお手伝いをしたいと思っています。」

 

こう、お話しされた時に

先生の愛を感じることができたのがとても嬉しかったです。

 

在宅医療だけではありませんが、病院や医師、看護師さんとの

信頼関係がとても大切です。

何があっても心を使ってくださると思えるありがたさ。

救急車を呼ばない覚悟は、そんな信頼関係に支えられてます。

 

在宅医療を選択するときは

自分の気持ちを伝えて、しっかり話をしてください。

 

私たち家族の選択と経験がこの本を通して

必要な方に届きますように願っています。