情報のエントロピーいっぱいとランキング

情報が嬢を、ではない、情報を殺す、ないしは「情報によって情報は死ぬ」という間奏を、数ヶ月前にメモっておいた。


アメブロにランキングのあることに気づいたのは最近のことだが、それがきっかけで「注意」のレンズができあがったせいか? それとも実際にそう言う状況が起き始めたのか、ランキングがやたら目につく。

livedoorが年齢別ブログサービス(チェリーブログ)を始めたのが9月15日。ランキング機能がついている。

<これはこちらの注意のレンズとは明らかに関係がない。最初にランキングというものをあらためて意識したのは、店舗のランキンランキンだった。これが6月の下旬か(オープンは1年ほど前か。また、このランキンランキンのランキングは、情報のエントロピーとはちょっと関係が遠くなる)。


本のベストセラーのランキング掲示は数十年前から存在する。だがさほど本についてはランキングがあることを意識したことがない。少なくともエントロピーとからめて考えたことはない。


ウェブサイトにも存在はするが、目立つほどランキング機能は表沙汰になっていない。

むしろ検索エンジンGoogleのレーティングの仕組みが密かに注目されてはいた。


ランキングが情報のエントロピーとからむのは、言うまでもなくブログである。



ブラウザの登場(モザイク)→検索エンジンの登場→そしてランキング機能の登場? 

というふうに情報の海と伴走してきたツールの動向を整理してしまっていいものかどうか、多少の不安はあるが、(電話がかかって来たので中断)

テレビブログの登場も加えていけば、なんとかなるような気がしてきた。

これは「参加型ジャーナリズム」などというもったいつけた、かつ屁たれな言挙げにくらべて、よほどまっとうである。仕掛けは見え見えで、要はコンテンツつきの視聴率調査、チャンネルぐるぐるを機械的にカウントする以上に、ほんとに見たかどうか、どうおもったかセマンティックに調査できる。いかにもマーケマーケなのだが、書く側も承知なので、きっとテレビ好きの人には大受けしそうな気がする。


何が言いたいか? 


情報のエントロピー→それを救う? 発信側のランキング掲示機能開発→さらに受信サイド編集機能の獲得、

によって、多少は死に体の情報が救われる、そういう気配が少しはしてきたかな、という話で。


1)エントロピー と情報の関係

2)エントロピーと情報と編集の関係


この2つをきちんと展開した上で全体をまとめれば、卒論程度にはなるな。


1)のさわりは、自分のマダラボケをケアするためにも追ってエントリ。

2)については師匠にお任せしたいというか、そこから引用本歌取りして来ることにしたい。


最近、まわりをなぜか大学生が、それも就職決まってあとは単位という輩がウロウロしている環境にいるので、もしこれをヒントに書く者がいた場合は、一応、きちんとコメントしておくように。