森二朗|クリエイティブ入門 -4ページ目

森二朗|クリエイティブ入門

ウェブ、グラフィック、建築設計を含めたクリエイティブ全般について正しい知識・情報の見聞録ブログです。虚弱なブログですが書いていることは的を得ています。「おぼえておいてください!」

アメブロを利用しているブロガーさんで、ブログをビジネスを利用している一部の方たちが運営会社より削除対象になっているよう。


今回は、当方も会員1万2千人と言う貧弱なサイトではありますが、ブログランキングを運営している立場から、削除される原因を書いてみたいと思います。尚、本記事はあくまでサイト運営者側の立場での憶測です。誤解せぬようご理解ください。


まず、今回の削除対象になった人たちは、自ら(又は身近なネットワーク)が人気ブロガー名乗る人たちが多かった。また、アメブロを利用して「稼げる、集客できる、売上をあげる」などの言葉から、実際に収益をあげている人たちも共通していました。


でも、他にもこういったブログははたくさんありますので、これだけで削除対象と言うのは不思議なことです。


では、そもそも人気ブロガーって?

  • 読者数が多い
  • 本を出版している
  • 人気ブログランキングの上位

外部から判断する場合、こんなところでしょうか。


ブログの人気がでたから読者が増えた。

読者が増えたから本をだした。

本が売れたから読者が増えた。

(以下、省略・・・)


その結果、ブログランキングの上位になる。

こんな感じで、人気ブログになるためにはさまざまな道のりがあると思います。


今回は「その結果」について疑ってみましょう。

本当に人気ブログランキングは人気順なのか?

もしも、不正なプログラムで外部からランキング順位を操作することができれば。これプログラム的には外部からできます。(もちろん不正だし、サーバーへの負荷から大きな法的な問題となる可能性大)


そこで、現在のアメブロの人気ブログランキングをチェックしてみました。

「ムム!」となるブログをいくつか発見。


  • 人気ブログのはずなのに読者数は少ない
  • 人気ブログのはずなのに記事が極端に少ない
  • 人気ブログのはずなのに書いている内容は広告(アフィリエイト)ばかり

人気タレントさんなら、まだしも、ブログに自社の宣伝・広告やアフィリエイトが中心のブログが人気があるのは理解ができません。もしも、人気ブログランキングを不正な操作で上位にあげておけば、これを人気ブログを勘違いする人たちがいます。勘違いする人が多ければ多いほど、そのブログをビジネスにつなげることができます。


しかし、これをやられるブログ提供会社にしてみれば、ブロガーへの公平性がなくなり、自社のブランドに傷がつく、おまけに不正なプログラムはサーバーに大きな負荷がかかります。


この他、「ブログとホームページの役割」については、約2年半前(2010.3)に関連した記事を書いています。ご興味がありましたらあわせてご覧ください。


ホームページとブログはどちらに力をいれるべき?



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昨日は仕事帰りにヤマダ電機へ行きました。


グラフィック、映像、CAD、ウェブなんでもやる当方にとって、PCには不満を感じているのでDellのワークステーションを購入検討中だからです。


でも、昨日のヤマダの店員さんは、質問しても回答は不明なことばかり。
「PCに詳しい人呼んでもらえますか?」と言って次にきた人もNGでした。


昔のヤマダ電機には秋葉系のおたく店員がいました。


彼は、PCにたいしてマニアックな質問をすると表情がイキイキしだします。

言葉の最初は必ず「えっとですね・・・」からはじまり、話しだすと、聞いてもいないことを含めて、まるで淡水魚が湖にかえったようにイキイキとしたトークがはじまります。


そして、話しの最後に当方の耳元で・・・


「ここだけの話し、内緒ですよ、内緒・・・」
「●●電機にいけば●●●が手にはいりますよ」と

小声で他店を薦めてくれます。


そうなのです!こういうPCオタクがPC売場にはいなければいけないのです。

私は秋葉系店員さんを応援しております。



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広告関連の本を2冊読みました。


左は広告酷評の編集長だった天野氏が、現在、TVやCMなどでも活躍中のトップクリエイター(佐藤可士和 さん、箭内道彦 さんなど)との対談を本にしたもの。右は博報堂からGoogleと言う経歴をもつ著者さんがインターネットやソーシャルメディアのことを理論的に書いている本です。



この本の著者と登場人物の多くは、どちらも「博報堂」に在籍していた人たち。

ところが、クリエイター(左)とコンサルタント(右)と言った担当する仕事の違いから、広告にたいしての視点や考え方は大きく違うように感じました。


具体的には、トップクリエイターが広告を語る場合、プランナーとしてのセンスと言った部分が強くでますが、コンサルタントの場合は、全体の戦略からプラットフォームの構築までを考えていきます。


つまり、同じ広告のことを語るでも、両者の本は「感性と理論」こんな図式になっていると思います。2冊を読み進めていくと「もし、この人たちが同じプロジェクトで仕事をしたら、まじわらないだろうな~」と、いぜん、読んだコピーライターの岩崎俊一 さんの本の一節を思い出しました。


「クリエティブを理論でまとめるには限界がある」

岩崎さんは、こんなニュアンスのことを書かれていました。

この意味は、コンサルタントは問題解決を理論付けしていきますが、クリエイターは感性から人の心の針をふる仕事。つまり、理論だけでは解決できない部分を指しているのだと思います。


クリエイティブをもっと知りたい人は左の本を、ウェブにおけるプラットフォーム、戦略論については右の本を読んでみてはいかがでしょう。


次世代コミュニケーションをアマゾンで検索してみると、読んだ人のレビュー はあまり好ましくないですが、主観的には、Googleやマッキンゼーと言ったコンサルタントさんの話は専門用語が多くなるためか、上から話す話し方や書き方の人が多い気がします。ですが、本の内容は良いと思います。



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仕事で何らかのアクションを起こしたことは、当たる確率よりもハズれる確率のほうが高い。


ユニクロの会長 柳井さんでも「10回やったことで、唯一、成功したのがユニクロ」なんて発言もありますし、著名な建築家 安藤忠雄さんは「連戦連敗」と言う本を出版。

つまり、当たることよりハズれる確率のほうが圧倒的に多いわけです。


それがわかれば、最初から3周回るつもりでいれば、1周目で体力、資金、モチベーションが力尽きることがなくなりますね。



連戦連敗 [ 安藤忠雄 ]



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今年は40周年のメモリアルイヤーとなった矢沢永吉さん。いまだに日本のロックシーンの頂点にたつ健在ぶりです。えいちゃんと言えば、ぶっ飛んだ名言がたくさんあります。

●YAZAWA語録(レコード会社の人間と喧嘩のさい)
お前がどんなにいい大学を出て、どんなにいい就職先につこうが
お前が生涯、稼ぐ額は・・・

矢沢の2秒

今回の40周年を記念したタワーレコードのポスター撮影(メイキング)


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昨日、嫁さんの妹が夕飯を食べにきました。
まだ、独身なので話すのは将来の結婚相手について・・・


そこで

「こんな男はやめておけ八策」を伝授!

1. 初対面からなれなれしい男
2. 妥協しないと会えないと思う人
3. 生命力のない男

4. いきなり年収自慢する男

5. マザコン


5つまではポンポンでたのだけど、途中から「八策」と言ったものの浮かんでこなくなった

・・・えっと。


6. 自分の部屋で爆弾つくってそうな人
7. 野原に放すと猛スピードで走りだす生き物
8. 知らぬ人を見るとうなりだす動物

9. ご飯を30秒で食べてしまう犬

と言うことで五策で終了いたしました。

でも、1~5は案外、的を得ていると思います。



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仕事においてもプライベート(恋愛など)においても打算的と考え方は少なからず誰にでもあると思います。打算的と言う言葉の意味を辞書で調べてみると「何事をするにも損得を考えて行うさま」と書かれています。私は行き過ぎたこの考え方がどうも苦手。


打算的じゃない人のほうが成功している

私の恩師もこの考え方を嫌う人で、この考え方を持っていなくても成功した人。成功と言っても、それぞれの人の成功の定義は違いますので、今回はあえて年収で例えて9桁以上を成功した人とします。


恩師が言うには・・・


「世の中には、つきあっても得しない人が7割以上いる。打算的な人は、この7割を排除したいはず。でも、人と言うのは、自分の未来も、他人の未来も予測したとおりに当てれることはまずない。これは自分自身が10年前に描いた自分に今、なれているかを考えればわかりやすいはず。つまり、自分の未来を当てれない人が的を得た判断ができるわけがない。一番、大きな失敗は、誤った判断により、自分の未来に大きなプラスとなる人すら削除していること」


こんなことを言っていました。

言われてみると、身近なところでも、仕事でも恋愛でも上手くいきたいともがいている人ほど打算的な人が多い。「あの人は自分に得となる」「あの人は無駄」「あの人は・・・」こんな感じですが、たいていが思う通りになっていないんだよね。



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結婚情報のゼクシィCMが樹木希林さんから黒柳徹子さんに変わりました。
このCM、CD(クリエティブ・ディレクター)の箭内道彦さんをはじめ、キャストは樹木希林さん、黒柳徹子さん、鈴木福くん、福山雅治さん(音楽)と言った未婚者たちか、いっけん円満な結婚生活には見られない人たちで作られています。

人のほとんどは「誰かと誰かの結婚から誕生している・・・」
これが箭内さんの今回のCMのコンセプトだそうです。
きっと、このシリーズが続くなら今後もこのキャスティングとなるでしょう。



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昨日はCMプランナーの箭内道彦さんと月刊誌「広告批評」の主宰だった天野祐吉さんのトークイベントにいってきました。前半30分は天野さんのセレクトしたCM上映。そこからは、箭内さんの震災(3.11)以降の活動やクリエイティブの将来についての対談がおこわれました。

箭内さんと言えば、CMプランナーでありながら、昨年は出身地である福島県支援のために野外ライブの主催、出演までして最終的には大晦日の紅白出場をした人。

紅白出場を

電通でもおさえられない日本で一番凄い広告枠

福島のことを1番、知ってもらう絶好のチャンスでしたと語られていました。

さて、箭内さんとは規模は違えど、当方もカテゴリで言えば同じ仕事をしている人間。箭内さんの作るものは、好き勝手やっているように見えるけど、対話の中で
「クライアントさんの理解のもと」と言う言葉を何度も口にされていました。

デザイナーやクリエイターの中には、自分の好みや思い込みからモノ作りをする人も多いのですが、大事なことは「これはクライアントの理解のもとか」や、商品や事業プランをどこまで理解しているかと言うことです。

お客さんが気がついてうれしいことを色付けしてあげれば「喜ばれる」
お客さんが気がつき納得がいかない色付けをすれば「不満になる」
つまり、作り手がその商品や事業を一番理解しなければならないんだよね。

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