闘病記 193話-「塞翁が馬」
車椅子父ちゃん
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2025年2月
泌尿器科での入院が長引いてしまい、元の病院へ戻ったころには、ちょうどインフルエンザや新型コロナが蔓延していて大変だったようだ。他の病棟は今もなお封鎖が続いているらしい。
まるで見計らったかのような絶妙なタイミングで戻ってこられた。結果的には運がよかったのかもしれない。
また、手術で入院していた病院では、すべての食事が胃に直接流し込む流動食で、口から食べることはなかった。そのため、飲み込む力がかなり低下していた。
その影響で、食事はドロドロのミキサー食からの再スタートとなった。「はぁ、また初めからやり直しかぁ」と、少し気が滅入ってしまう。
※イメージ
しかし、固形食ではないぶん完食できることが増え、体重も増加。悩まされていた体重減少の問題が解消されたのは、結果的に良かったのかもしれない。
いずれも結果オーライだったこともあり、「塞翁が馬」の話を思い出した。
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つづく
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闘病記 191話-「たまたま ~ 引き寄せの法則」
車椅子父ちゃん
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2025年2月中旬
手術は成功し、脇腹の腎瘻の管やステントを外し、3日目ぐらいには穴がふさがった。その後、数日経つと傷口も落ち着いた。
術後から退院までの約2週間の間に、たまたま東京から出張で地元に帰ってきていた長男と、他県で働いている長女が、たまたま同じ日の建国記念の日(11日)に見舞いに来た。
時間は別々だったけど、2人とも会うのは何年かぶりで、「ちょっとだけ成長したかな」という感じだった。
先日、お見舞いで誕生日プレゼントをくれた従姉のお姉さんも、何年も会っていなかったけど、たまたま仕事が忙しくなる前だったし、
2週間で退院の予定が、結果的に1月半かかったことを考えると(これもたまたま)、これは単なる偶然とは思えない。
何かの力が引き寄せてくれたんだなぁ。
あっ、みんな会った時の写真撮るの忘れてた
「転院日のズッコケ勘違い」へ つづく
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闘病記 190話-「短期間で増えてる」
車椅子父ちゃん
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2025年2月6日
3度目の手術の日が来ました。
今回の手術は尿道からと腎瘻側の2か所から、角度的に取りにくい石などを取り除く手術になる。
気になることは、2度目の手術と3度目の手術の3週間の間に石がまた増えていたこと。こんな短期間で石が増えるなんて先が思いやられるなぁ、トホホ…。
今回も、麻酔から目が覚めたら終わっていました。
残っている石は、増えた分も含めて全て取り出せたということで、ようやく手術は完了♪
※3度目の手術で取れた残りの石 [実物の写真]
あとは、術後の傷の状況を見ながら、状態がよければ元の病院に転院の段取りとなる。
「たまたま ~ 引き寄せの法則」へ つづく
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闘病記 189話-「しばしの休息」
車椅子父ちゃん
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2025年1月中旬~2月上旬
3度目の手術の日にちが決まった。
なんと2月6日、2度目の手術から3週間後だ。
2週連続で全身麻酔での手術だったので、体力的に間を開けた方がいいとのことと、
また、手術室の予定が詰まっていいることで、2月6日に決まったらしい。
手術までの間は、患部の痛みは多少あったものの
・パソコンでテレビを観たり、
・YouTubeを見たり、
・確定申告の準備をしたり、
・ちょっとしたリハビリをしたり、
・ネットでスマホを乗り換えたり、
・いとこの姉さんがお見舞いに来てくれたり
※左からIKEAの時計、従姉からの誕生日プレゼント、長女からのお守り
と、ゆっくり有意義に過ごせたと思う。
仕事はモチベーションが上がらず、
すぐに再開できるように、整理だけしておいた。
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「短期間で増えてる」へ つづく
闘病記 188話-「アクシデント」
車椅子父ちゃん
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2025年1月15日
前回の手術から約1週間後、
残りの石を摘出するために、
2度目の手術をした。
今回も前回同様、全身麻酔での手術だったので気が付いたら終わっていた。
ただ今回はアクシデントにより中断したという
※イメージ画像
ねばねばした痰の塊が、のどをふさいで吸引も追いつかないくらいの量が、呼吸を邪魔していたこと。
それと、角度的に取りにくいところにも石があり、それ以外にも石が残ったまま手術を終えたとのことだった。
結局、もう一度手術することになり、手術方法や日程を、医師の方々が集まるカンファレンス(会議)で話し合うことになった。
少し気持ち的に、もやもやするなぁ
「しばしの休息」へ つづく
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闘病記 187話-「これで●わり⁉」
車椅子父ちゃん
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2025年1月9日
ようやくメインの手術の日が来た。
この日は絶食で、その代わりに一日中点滴となる。
全身麻酔の手術は約2時間半かかり、眠っている間に終わった。
気がつくと手術が終わっていた、という感覚だった。
腎臓部に穴を開けて管を通しているから、案の定、麻酔が切れるとジンジンと痛みが走る。
術後は観察室(看護師の詰所からガラス越しに見える部屋)に移され、主治医から手術の結果を聞いた。
簡単に言うと、「石は半分以上取れましたが、まだ見えにくい場所に大きな石が残っています。
そのため、来週、残りの石を取る手術を行います」とのことだった。
取れた石を見せてもらったところ、「これで6割⁉」と驚くほどの量だった。
※イメージ(実際はもっと多かった)
もともと「1回では取りきれないかもしれない」と説明を受けていたので、
「やっぱりもう一度やるのか……」と、ちょっと落胆した。
「アクシデント」へ つづく
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闘病記 185話-「本番に備える」
車椅子父ちゃん
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2024年11月後半~12月
1週間の泌尿器科に入院して
ステントとバルーンをつけたまま
元の病院に戻ってきて、
クリスマスや年末年始の行事も
よそよそしく感じながら、
1月9日の本チャンの手術に
備えてた。
紅白は、元日にNHK+で
気になる箇所だけ観るという
時短方式で少し観たけど…。
B'z いいね!
11月の3週連続の高熱と、
12月の緊急手術などで、
かなり体力が落ちていたので、
休養しながらリハビリもやって、
僅かながら体力を戻せたかな
尿を外部の専用の袋に排出するため
の通称バルーンを装着してるから、
オムツの使用が激減して、
懐事情は助かっている
「看護サービスと節約」へ つづく
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闘病記 184話-「応急処置」
車椅子父ちゃん
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2024年11月中旬
かかりつけの泌尿器科で
詳しく検査してもらったところ
即、応急手術をすることになった。
主治医からは、
「今日で良かった、明日だったら
もっと大変だったかもしれない」
と告げられ、少し安心した。
応急手術後の説明では、、、
①
大きな石が複数あって、
一般的な体外衝撃波や経尿道的レーザー
では石が大きすぎて困難であること。
②
従って、次の本番の手術は、
最近では希ではあるけれど
腎臓の近くに穴をあけて砕き
直接取り出す方法を選択したこと。
③
年明けの1月9日に
その手術をするということ。
といった内容の説明でした。
直接穴を開けるので
術後の痛みがきつそう
今回は応急的に腎臓から膀胱にかけ
て、ステントという管を通した上で、
バルーンという、尿道に留置し、
尿を外部の専用の袋に排出する
処置を施した。
1週間程入院した後、元の病院に戻り、
1か月半後の手術に備えることになる。
ちなみに、元の病院に戻る時は
病院からお迎えが来てくれたので、
高い介護タクシー代を払わずに済みました。
闘病記 185話-「本番に備える」へ、つづく
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