文章の書き方、文書作成のテクニック・ノウハウ・コツを公開するブログ -3ページ目

文章をリライト-170-

文章を書くコツの実践として、具体的にリライト(書き直し)しています。
文研ビズがメンテナンス代行している夢手箱様から、元文章を提供していただきました。
「夢」は荒唐無稽なモノなので、リライトしがいのある文章ですね。
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湖か海の上に作られた大きなお屋敷に、とっても有名な侍が住んでいて、その侍に勝負を挑みにたくさんの侍が刀を持ってやってきていて、私はその挑んだ侍達がみんな斬られて廊下や部屋に倒れているところへ、どこかから船に乗ってそのお屋敷に辿り着きました。お屋敷の周りはとても静謐な感じがして、空が薄桃色でした。水が冷たく澄んでいました。倒れている侍の中に、巻き添えになって斬られてしまった高貴な女の人もいました。私がお屋敷に辿り着いたときは音一つ無く、人も一人もいなく、とても静かでした。お屋敷に上がって、廊下をウロウロしていると、ちょうど通りかかった部屋から、その有名な侍が出てきて、私に何かを言って目の前で刀を振り上げたところで眼が覚めました。斬られたりしているのに、全然血なまぐさい所は無く、綺麗な夢でした。

湖か海の上にある大きなお屋敷に、とても有名なお侍が住んでいます。
たくさんのお侍が刀を下げて、そのお侍に勝負を挑みにやってきます。

私は船に乗ってお屋敷にたどり着きました。
お屋敷の廊下や部屋には、勝負を挑んで斬られて敗れたお侍達が倒れていました。勝負の巻き添えになった高貴な女の人も倒れていました。
お屋敷の周りはとても静まりかえり、空は薄桃色、水面は冷たく澄んでいました。

私が廊下をうろうろしていると、有名なお侍が部屋から出てきました。私に何か言って刀を振り上げたところで目が覚めました。

人が斬られているのに血なまぐさいところのない、きれいな夢でした。

文章を書くこと。それは地球上で人間だけに許された記録活動であり、自己表現です。
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グループ内で題材メモを交換する

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

世相史は1人で書くより、仲間を募ってグループで書くことをオススメしています。
それはより客観的になるからです。

グループで作成といっても、リレー小説を書くわけではありません。
それぞれが書く分を分担する、あるいは資料を集める/原稿を書く/原稿を推敲するというように制作工程で分担するというやり方もあります。
どのような体制がよいのかは、制作するメンバーそれぞれの個性や強味に沿ったものにします。

さて、原稿は、題材メモがあって、それをもとに書き始めます。
となれば、この題材メモは書く前に交換するようにします。

というのは。
題材をどういう切り口で原稿に仕上げるかは人それぞれのひらめきによるものです。
ならば、より多くのひらめきを活用してはどうか!
と言うのが、この「グループ内で題材メモを交換する」の目的です。


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マニュアルバイブルは購入できるのか

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

さて、これまで52回に亘って、マニュアルバイブルの内容を、思い出と所見を交えながら紹介してきた。
残念なことに発行元が倒産したため、改訂されることはない。
ただし、購入することはできるようだ。
アマゾンで検索すると、中古品として売られている。
同様に他の書店サイトでも古本として販売されていることだろう。
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