はなきん

以前はよく耳にしたり目にしたりした言葉や表現で、いつの間にか使われなりつつある言葉や表現がありませんか？
今の流行には合わないのかもしれませんが、死語にはしたくないことを1つずつ紹介していきます。

ぼくが社会人になったのは1984年のこと。
週休二日制に切り替える会社が増えている頃で、就職先選びに、週休二日制かどうかは要チェック項目だった。
週休二日制にも2種類あって、完全週休二日制というのが毎週土日休み。
ただの週休二日制とあるのは、土曜日が休みの日もあるよという意味だった。
月に一回だけど曜日が休みでも週休二日制と名乗ってよかったのだ。

今となっては土曜日が休みかどうかなんて些細なことなのだが、当時のぼくたちは重要項目だった。
のんきな昭和時代だ。それも懐かしい。

さて「はなきん」である。
これは花の金曜日という意味で、土曜日が休みなら金曜日が週末。明日会社行かなくていいから、今日はとことん飲むぞ（遊ぶぞ）ということなのだった。
懐かしんでばかりいても生産的ではないが、花金、ベルさっさ。なんて言葉を使っていた時代を思い出として持っているぼくたちは幸せ者だ。

文章を書くこと。それは地球上で人間だけに許された記録活動であり、自己表現です。
byコトバを大切にする文研ビズ★★50万円出版コース始めました！