お下がり | 文章の書き方、文書作成のテクニック・ノウハウ・コツを公開するブログ

お下がり

以前はよく耳にしたり目にしたりした言葉や表現で、いつの間にか使われなりつつある言葉や表現がありませんか?
今の流行には合わないのかもしれませんが、死語にはしたくないことを1つずつ紹介していきます。

お下がり

ぼくは小学生の頃、大阪に住んでいる3つ上の従兄から、お下がりをもらっていました。
ぼくが住んでいたのは、福岡県の筑豊、田舎です。最寄りの繁華街は飯塚市ですが、従兄からもらうお下がはとてもしゃれていて、飯塚のお店では絶対売っていないような洋服ばかりでした。

毎年、春先にその荷物が届きます。、母がはさみで小包を開けるところから、ぼくの心臓はばくばくいっていたような。
とりあえず全部着てみて、これはよそ行き、これは普段着などに分けてもらって、その日は健やかな夜を迎えるのでした。

と言うわけで、ぼくは「お下がり」という言葉にいい印象を持っています。

文章を書くこと。それは地球上で人間だけに許された記録活動であり、自己表現です。
byコトバを大切にする文研ビズ★★50万円出版コース始めました!