三日目の昼食。
最後の子どもたちとの時間。
彼らに今回の修学旅行の感想を聞きました。
「私たちの祖先が作った素晴らしいアンコール王朝の遺跡を見ることが出来、
「アンコールワットに行くという夢が叶いました。夢が叶うと気持ちがいいです。
人生の夢も叶えたいと思います。」
―この子の夢は、日本語のカンボジアガイドになること。
カンボジアの経済発展に貢献したいという思いを持つ君の夢が叶いますように。
「今回のアンコールワット研修の話を友達にしたところ、とてもうらやましがられました。
私たち「夢追う子どもたちの家」の子どもは大変恵まれています。
素晴らしいアンコールワットを学校の友達にも見せてあげたいです。
いつの日か、カンボジアの子どもたち誰もがアンコールワットに
行くことが出来るような国になったらいいと思います。」
―カンボジアの子どもたち誰もがアンコールワットに行くことが出来る国、
お金がないゆえに学校に行くことが出来ない子が一人もいない国、
お金がないゆえにごはんを食べることが出来ない子が一人もいない国、
お金がないゆえに病院に行くことが出来ない子が一人もいない国、
本当にそんな国になったらいい。
胸を熱くしてその感想を聞きました。
「夢追う子どもたちの家」で夢を追い、しっかりとした生活習慣を身につけ、
相手を思いやる心を持った彼らなら、カンボジアをそんな国にしていってくれると信じています。
別れ際、彼らからお礼の旗をもらいました。
英語の寄書き、日本語の手紙、手作りのお守り。
一人一人を抱きしめて「また会おう。さようなら。」と別れの挨拶をしました。
彼らとの出会いに感謝、
そして、「公益財団法人School Aid Japan 」を応援して下さる支援者の方々に心から感謝します。

