公式サイト
http://s-wars.jp/

この世界のネットワークの全てを占め、
パソコン、携帯電話、テレビ、さらにDSからもアクセスできる
インターネット上の仮想世界【OZ】では、あらゆる言語が通訳でき
あらゆる映画、音楽、車から旅行プランまで、あらゆる物を購入できる。
さらに格闘技やスポーツなどをアバターを使って体感でき
高性能のセキュリティーに守られ、全世界の人々が放つあらゆる言語が
一瞬で通訳されるまさに夢のような空間。

つまりはmixiやセカインドライフなどの要素を取り込んだ
次世代インターネットシステムのセキュリティを

ひょんなことで憧れの先輩に
実家にフィアンセ役として来てくれと頼まれ
多くのご親戚と挨拶を交わした晩に送られてきた
謎の暗号を主人公がうっかり解いてしまったところから
どんどん急展開が始まっていきます。

とストーリー紹介はこの辺にしておいて
そのストーリーのテンポの良さとかが特に素晴らしくて、
序盤から滑り落ちていくようにどんどんハマってしまいました。

ヒロインの実家の暖かさの前でイマイチ部外者な主人公が
異文化っぷりに戸惑う姿とか、徐々に仲良くなっていったりする姿には
凄くリアリティーがありますし

長を務めるおばあちゃんの一言一言に、温かみと強さがあふれ出していて
かなり泣きました。

詳しいシーンは言えませんが、おばあちゃんの言葉に号泣し
キング・カズマの戦闘シーンに号泣し、
とにかくこんなに素直に泣ける映画は、今時珍しいです。

さらに暖かい田舎のムードと対照的に
白を基調にした独特の色使いで描かれるOZの世界では
まさに未来を感じさせながらも、メッセージの表現などを上手く伝って
ネット上のコミュニケーションを上手く具現化しています。
しかしそのシステムがウィルスに犯され、浸食していく事に
仮想世界が現実世界を攻撃していく様子は、まさにサイバーテロそのもの

そんな世界の危機を感じさせる状態を
家族の絆と根性で打開しようとする様はまさに見ていて爽快なものがあります。

ラストの方の表現がやや大げさだったのが少し鼻についたり
ネット上での出来事なのでこうすればいいんじゃないの?という疑問点があったり
というところを突いていくとそもそもOZのシステム凄い無理がある気はしますが
そういうところを差し置いても十二分に面白い。

まさにエンターティメントの塊のような映画でした。
これ絶対DVD買うよ。
神々の戦い、三部作完結編。
と名づけられただけあって、今回三部作をまとめるために
時空儀とCGによる紙芝居を使って、序盤みっちりと説明が入るため
序盤のテンポは最悪です。さらに説明口調のオンパレードで
少しげんなりしてしまいます。

しかし最初から気合の入ったCGをたんまり使っています。
ポケモン映画といえば露骨なCG表現、という雰囲気がありますけど
今回はそれにさらに拍車を掛けたようにあちこちにCG使いまくってます。

さらに今まであれほどにサトシたちを巻き込んだ
前作までの神々の戦いに関しては、ビックリするほど
あっけない幕切れが用意されていて、これは拍子抜けでした。
しかし、一応これで前作の戦いの理由が判明しただけ良し
という感じなんでしょうか。


そうこうしているうちに目覚める今回の主役であり
チートポケモンである。アルセウスさん。
声が三輪さんなのが見所です。
三輪セウスなのでとにかく濃いキャラに仕上がっていました。

とりあえず、プレート予想より凄く大きかったです。
ダイパ主人公はあんなに重そうなモノをリュックに詰め込んでいたのか…

そしてアルセウスが怒り狂いながら
過去2作の神々(ダークライ除く)に戦いを挑んで
今回の舞台もやっぱり酷い事に、
とりあえず今のところこの三部作では
新登場の神ポケモンは怒って登場がデフォルトなんですね。

そしてそのアルセウスがプレートを複数所持して
自由自在に属性を切り替えれる設定なようで
全く攻撃が通じないチートっぷり。
しかしめげずにディアパルギラティナも攻撃を止めないのでさらに酷い事に

神々の戦いの破壊力は毎回物凄すぎて
ちょっとやりすぎ感が否めません。


しかしそれに巻き込まれるロケット団のリアクションは
結構好きです。
今回はロケット団の登場シーンが多くて個人的には満足でした。
ただ、決め台詞は無かったのが少し残念な程度。

そして例によってサトシたちが神々の戦いに巻き込まれるわけですが
ディアルガさんの機転によって過去に飛ばされてしまうわけです。
個人的にはここからがこの映画の本編だと思います。

ここからは複線に対するちゃぶ台返しが用意されていたり
ギザ耳ピチューや山ちゃん担当キャラが登場したりしながら
テンポ良く物語が進んでいくのでここからは結構楽しかったです。

さらに、ヒードラン先生が前回のレジギガス先生より活躍してて
良かったです。動きは気持悪かったけど伝説としてちゃんと活躍していましたし
バトルもちゃんとしてくれました。

ギザ耳ピチューの登場シーンは
映画公開前からの異常なプッシュぶりを考えると
かなり控えめな印象がありましたけど
声優がしょこたんという事を考えると、
あまり長いシーン入れられなかったのかも知れません。
それに今回は登場キャラやポケモンが多かったので
単に尺の問題もあるんでしょうけど…

とりあえず、今回の映画は
泣き所は少ないものの、ダブルバトルなどのバトルシーンの演出が
結構派手だったので、個人的には満足な出来でした。

公式サイト
http://www.pokemon-movie.jp/
舞台は前作から2年後。
ジュリエット・レイクに訪れたアシュリーは
突然母の記憶を断片的に思い出していき
ある少年と、ある事件に出会い、真相を突き止める物語です。

廃墟をゴーストと一緒に探索していた
前作とはうってかわりジュリエット・レイクの住人との会話を重視し
謎解きはやや少なめになっている印象があります。

会話のシーンではカットインが効果的に使われ、
表情豊かにキャラが喋るので、非常に感情が読み取りやすく
物語に入り込めそうでした。
ただ、会話の内容がやや淡白なシーンが多かった事が気になります。

新アイテムのRASはコマンド式のマスターキーのようなもので
電子ロック式の扉を解除する以外に使い道が無いのが残念です。
ただ、ロック解除に関してはWiiリモコンを使った謎解きで
バリエーションも多く、予想外なコマンド入力を迫られたりと、
解除事態は面白い作りになっていました。

移動は前作と大きく違い一本道を進んで
気になる箇所をチェックしてしらべるという方式に
調べられる場所はとても多く、引き出しを一つ一つあける事も
可能ですが、その大多数がゲームの進行とは関係ない物がほとんどでした。
また、のちのち必要なものも、使う場所を調べてからでないと
入手できなかったりと、フラグ管理が厳しい印象があります。

グラフィックは独特の雰囲気を持っていて
MAPが切り替わる時はまるで飛び出す絵本のように
木々が生えていく中を高速で移動する演出が入ったり

部屋に入ったときは全体図が表示され、調べられるオブジェが次々に
表示されるなど、かなり凝った演出が面白かったです。

それにアドベンチャーとWiiリモコンの相性は最高に良く
片手で遊べるのは本当に快適です。

このゲーム、現在は大幅に値崩れしていますが
前作をクリアーした人なら、買って損は無いと思います。
というか、前作をクリアーしていないと、あまり楽しめない気がしました。


公式サイト

アナザーコード:R 記憶の扉

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