二泊三日の山旅の記録。
唐沢鉱泉で湯に浸かり、余裕
野良日本カモシカも余裕で草を食べていた。
二日目、天狗岳経由の硫黄岳へ向かったけど黒百合ヒュッテで休憩の際に吹雪いてきた。
持参の防寒着をマックスで装備して更に進む。
傾斜50度はある雪の斜面をゼィゼィ言いながらひたすら登り、アイゼンをつけたまま岩の崖をガリガリと登り先へ進む。
渦巻くように吹き付ける強風で雪が顔にバチバチ当たったり、時々足を進めることも出来なくなったりしたけど何とか東天狗岳に到着。
硫黄岳へ向かうのは無理!と判断。
予定を変更して黒百合ヒュッテに戻り宿をとった。
夕食を早々にとり、出会った登山者達と談話。
色んな山の話を聞かせてもらった。
ここの山小屋はソーラー発電のため、携帯の充電など当然出来ず、そしてSoftBankはエリア圏外のため携帯の存在はしばらく忘れる事に。
お風呂も無し。
外は吹雪いていたけど暖かく、静かな良い時間を過ごしていたら、20時半かっきり容赦無く山小屋ALL消灯。
ヘッドライトで寝床へ。
翌朝も天気は荒れていたけど、気圧は上がってきていたので天狗岳リベンジすることに。
この写真を最後に、携帯が電池切れとなる。
東天狗岳を横目にトレバースし、北八ヶ岳最高峰、西天狗岳到着。
美しい雲海の先には、アルプス連峰が。
360度パノラマを目に焼き付けた。
写真無し…(笑
西天狗岳を後にし、天狗の巣窟(池)経由で渋の湯まで下山。
急勾配の下りでも岩がツルツルに凍った箇所が多くあったし、雪どけで残雪がゆるくなっていたところは足の付け根くらいまで足抜けするからかなり集中した。
渋の湯バス停前にある硫黄臭の強い温泉にサクッと浸かり、帰京へ。
疲れた身体にビールを流し込み、車中で出来上がり爆睡。
近所のBARにドすっぴんで行き、もうそれはヘロッヘロになって帰宅してまた爆睡。
そして、今日の起床は朝4時半。
身体が山の生活のリズムになってしもうたとさ。