先日取材を受けて、昨日、10日発売の、雑誌『AERA』アエラ (朝日新聞出版社) に、話したことが記事として載りました。(立ち読みしてください!(笑))



今週号の見出しは、大特集として『きょうだいはリスクか資産か』です。



ざっと、以下のような内容を話しました。



★ひきこもり高年齢化になり「ひきこもりの子」が40代以降ということも珍しくなくなりました。



★支える親の側が70代にはいり、高齢化してきました。



★親亡きあと、「兄弟の負担」は…。



★ ある40代のひきこもりの男性の兄は、「おまえはおまえ。俺は俺。親が死んだら、自分でやってくれ」と宣言している。



★現実問題として、一般的に、親亡き後の当人の衣食住の負担は、兄弟にのしかかります。



★兄弟が将来、ひきこもりの本人にどう対応するのか、対応は可能なのか?



・3つのパターンがあるとみています。


①みない(みたくない)


②みる(お金も環境も、気持ちもある)


③みられない(気持ちとしてはみてあげたいけれど、お金も、みられる環境もない)



★対応するキーパーソンが、親から兄弟世代にバトンタッチされれば、③の人が圧倒的多数になるだろうと予測します。



★ひきこもりの人の親亡き後の住まいは?



・例えば、都営住宅に住む両親が亡くなった場合、同居していたひきこもりの子は、基本的に親の名義の都営住宅に住み続けられない。



・たとえ彼らが親の持ち家に住んでいても、遺産分割で揉め、家を売らざるをえないケースも想定される。



・高い家賃の賃貸の場合は、ひきこもり本人が継続して住むことは不可能。



★今後の対応策のひとつとして


・今年4月から、生活保護に至る可能性のある「生活困窮者」の自立支援制度が始まり、全国に相談窓口ができました。



・その対象者には、ニートやひきこもりの人も含まれる。



・当面の住居など、窓口に相談するのも一つの手だて。



・ただし、私も担当者と話しましたが、まだ始まったばかりの制度でどこまで支援が見込めるかは未知数。



★兄弟に期待したい事

・最終的には、ひきこもりの本人の生きる気力。 



その人がまわりに「助けて」と言える力をどう引き出せるか。


そこにかかっていると私は思う。



★兄弟がたとえ、親のように現実的に物理的に「面倒を見る」事ができなくても、時々、顔を見に行って、元気か…? ご飯を食べてるか…? 困っていることはないか…?と、寄り添うことができれば…、本人の生きる気力につながるような気がします。


プレイボーイ2015.4


4/20発売の集英社「playboy」誌のP.135の下の方に、記事が載りました。


■30代独身男性が増えているようです。



その中でも実家暮らしが過半数近いとか。



今回、私なりにたくさんの30代独身男性の方々とお話をさせていただき、また、今まで関わってきましたその世代の方々の様子や、特徴をもとに「考察」してみました。



■30代で実家暮らしの独身男性が、ゆるやかに上昇傾向にあります。



◆30代男性で独身であると言うことに関しての理由は。



彼女が、いたらいたでいいし、いなければいなくても何ともない。



彼女がいたとしても、リアルな結婚生活に繋げて考えていない。



子供を欲しがらない人もいる。


お金がない。



自分のために、優先にお金を使いたい。



結婚をして、家庭を持ち、子供を育てていくのにかかる経済的な不安。



多様な趣味、ネットも含む友達との関係などで満たされて完結している。



昔に比べて情報過多で、こなすのにいっぱいで、余裕がない。


結婚に対して幸せ感よりも、束縛とか、精神的・経済的な負担、めんどくさいなどのネガティブイメージが

あり、自分の問題としてのリアル感が薄い。



早く結婚しろとか、孫の顔が見たいとか、親があまり言わなくなったので、プレッシャーがない。


以前のように、適齢期までには結婚をしなくてはいけないとか、一度、入った会社は定年まで、勤めなくてはいけないとか、そういう概念が崩れているように思います。


結婚はしたければしたらいいし、したくなければ焦ることはない。



結婚しても、どうしても合わなければ、別れたらいい。


一度入った会社でも、どうしても合わなければ、辞めて転職すればいい。



というふうに、「こうでなくては、いけない」という概念が、なくなってきているように思います。



時代による、価値観の変容による影響だと思います。



結婚しない男性が増えているのは、結婚したいのにできない、ということではなくて、結婚を焦らない、結婚をしなくても困らない、結婚に依存しない生き方が、新たに生まれてきているように思います。


◆30歳独身で実家暮らしの理由は、

経済的に助かる。


貯金ができる。


そのため趣味にお金が使える。


衣食住の生活面が楽。


家族と一緒にいる安心感。


早く自立して独り暮らしをしろとか、家族が言わなくなってきているので居心地がいい。


独り暮らし=自立という、かつての概念がなくなってきていて、それも選択肢のひとつではあるが、家族と暮らすのも同じく選択肢のひとつになっているので、問題のない状態で、わざわざお金やエネルギーをつかって、一人暮らしをする意味がない。


背景には、家族間の干渉が少なくなっているのと、同居していても、依存していない生活をしているので、
家を出たいという切実な、気持ちになることもなく、逆に、趣味や、仕事に打ち込めて、家族との繋がりもある実家での同居が自然。



独身男性の同居率が増えているのは、従来のパラサイトしているという自立していないイメージではなくて、新しい価値観の中での意思を伴う選択のように思えます。



◆30代独身男性の特に多い悩みは。


<正規労働の方でいえば、>

仕事が忙しい。

そのため、時間がない。

が一番多いです。

<アルバイトなど、非正規労働の方の場合は、>

お金がない。

が多かったですが

共通して次に多かったのは、将来の漠然とした不安でしたが、


それほど、切実に悩んでいるわけではなくて、日々、やるべき事をこなして

、それなりに趣味や、自己啓発、友達との交流も大切にしていて、

切実な、せっぱ詰まった悩みはないですね~という方が多いです。


◆実家暮らしの30代独身男性に思うこと。

改めて周りにいる、現代の一般的な30代独身男性の実状を考えてみて思うのは、物理的に実家が遠いパターンでないかぎり、実家にいる方が、独り暮らしをするよりもメリットが大きく、他の選択肢など望むこともなく実家にいるパターンが多いと感じます。


彼らは、実家にいても精神的および経済的に、それなりに自立をしていて、家族との共依存関係がないため、関係性や距離感も問題なく、居心地が悪くないからだと思います。

また、一人暮らしでかかる経済的な負担がないので、給料は、自分のために使えます。

実家にいること、=自立していない事だという古い価値観もないので、正規労働をしている30代男性が、


わざわざ実家を出て独り暮らしをする例を、ほとんど身近で見ないのですが。

次のなパターンの30代独身男性はいます。

現在34歳の首都圏に住む、独身男性です。

もともとは実家で親と同居をしていました、彼は大学を出て広告関連企業に就職しました。

そこで、広告関係の知識をしっかり取得して、3年で退職しました。

そのあと、しばらくはフリーで仕事を請け負っていましたが、

数年後、友達と広告関連の事業を立ち上げて、それが軌道に乗ってきました。

独り暮らしをしても、経済的に全く問題がない収入になった時に、彼はステータスとして独り暮らしのライフ


スタイルを考えました。

そして、昨年実家からそう遠くない所に、マンションを借りて、一人暮らし楽しんでいます。


一般よりも収入が高くなって、経済的にかなり余裕が出たときならば、

自立の証明のためというより、

独り暮らしを楽しむという余裕のもと、それを考える可能性もあるのではと感じました。

それでも、実家の近くを選んで、家族との絆は保っているのが特徴です。


◆実家暮らしの30代独身男性はどのように観られているのか。

40代になると、また、違うかもしれませんが、実家暮らしの30代独身男性を見ていいて、悲愴感はないと


思います。

昔のように、30代で独身で親元にいることが、親の脛をかじっているという、

いつまでも自立をしない困った子供というマイナスイメージを全く感じません。

お金。時間。趣味、など、自分の生活が守られる環境であるならば、独身であること、および実家で親との


同居は、とても安全で、わざわざ、それを壊す意味が見つからないという感じです。

あと、時代とともにお金の使い方が変わったのかもしれません。

アパートやマンションを借りる、または買うとか、結婚するという、大きな支出に向かうよりも、

貯金をしたり、自分のやりたいことがそこそこできることが、生き方の優先順位として高くなってき


たのだと思います。

そのため、結婚で一生かかるであろう経済的負担や、一人暮らしの負担を、30代ではリアルに考えない


のではと思います。


31歳の独身実家暮らしの男性がいます。

ITのシステムエンジニアとして働いていますが、残業が多くて、毎日帰宅がかなり遅い時間になるため、


通勤時間がきつくなり、職場の近くに独り暮らしを考え始めました。

自立のためとかではなくて、通勤時間のための理由ですが、

独り暮らしを考えていると周りに話すと、口を揃えて、お金も貯まらないし、食事も心配だし

実家から通えるならば、多少時間などが大変でも、

実家にいるほうが楽だよと言われるので、迷っていますと言っていました。

世間の価値観が代わって、

世の中的にも、実家が通勤圏にある独り暮らしをしている男性に対して、自立して立派な人だというより、逆に


「お金がもったいない~・食事や洗濯が大変~」みたいなマイナスの印象があります。

身近にいる30代独身実家暮らしの方々と話してみましたが、

「仕事が忙しいです。それ以外に特にに悩みはないです。」

「今、欲しいものもすぐには浮かびません。」

と皆、似たような返事だったのが、印象的で、

昔は「独身貴族」といいましたが、今は、貴族というほど、華やかなものではないけれど、少なくとも「悲愴


感は」全く感じません。

世代的に、30代独身男性の方々の、肯定的な新しい生き方のの選択肢ののひとつように感じます。


◆いつくらいから、どのような背景で、この世代の人達の価値観が変わってきたのか。

就労、未就労状態関係なしに、20代や30代の方々と話す機会がわりとあるのですが、

私が、「昔に比べて」という表現をつかうと、彼らは自分達は昔を知らないので、比較はできないです、


前置きをおいて話します。

それ以上の年代の者たちからから見ると、時代の流れをみて変化を感じますが、

その世代の本人たちは、比較して考えることはないので、


例えば私が、新しい生き方をを選択しているように見えるといっても、当の本人たちからすれば、新しいわ


けではないのだなあと思います。。

30代といえば、1976年から、1985年生まれです。

バブル期が、1986年12月から1991年2月くらいとすると、

その世代はバブル期とその崩壊時期に、生まれ育っています。

そのため、その影響もあるのかもしれませんし、


リーマンショックの影響も確かにあると思います。

ただ、私が思うのは、

バブルの崩壊後と言っても、戦後のような物のない時代の話ではないので、

彼らは生まれたときから、全てが揃っている時代に育っています。

私は1998年に、不登校の子供を対象に大学生のメンタルフレンドによる訪問支援の仕組みを立ち上げ


て、現在に至りますが (現在は40代くらいまでの高齢ひきこもりの人の対応もしておりますが)、

およそ、17年前から10年くらい前に私が関わっていた大学生たちが、今、ちょうど、30代です。

17年をふりかえり、彼らと交流してきた中で、常々変化や発見を感じてきました。

大きく分けると、2つです。

1、ボランティアをする学生、若者が増えてきたこと。(あくまでも昔に比べて増えているという感じですが。)

2、大学に心理学部が増えて、希望する学生が増えたこと。

この2つが、昔に比べて私が特に感じている学生、若者の変化です。

私はよく彼らに、こういう質問をしました。

「私が、二十歳くらいの学生の頃には、ボランティアをしようなどと思った事もないし、周りにしている人も、


私の知人の範囲ではだれもいなかったけど、なんで、今の若者は、みんなこんなにもボランティアをする


のか?」と、


すると、彼らは、「物質的には、僕たちは生まれたときから全てが揃っていて、常に満たされて育ってきま


した。

そのため、何かが絶対にほしいとか、そのために必死に頑張ってそれを手にいれようと思わなくても、


単に手に入りました。

物質的に満たされて育った世代なので、物への執着や欲は薄い反面、心を満たしたいのです、」と答える


学生が多かったです。

自分の物を増やすことではなくて、人との絆とか、分かち合うことで満足を得る人達が増えた世代。、


そして、それが所有から、共有、シェアのの時代の移行につながってきたと感じます。

この辺りから、彼らの世代には、生き方に対して新しい価値観が生じているのを感じ始めました。

物に満たされて育ち、何がなんでも欲しいという感覚をあまり経験しないで育った世代なので、

昔に比べると、彼女が欲しい、ブランド品がほしい、結婚をしたい、家を出たい、大きな家がほしい、立派


な車が欲しい、海外旅行がしたい、…等など、諸々


のことに対しても、絶対に欲しいという程の強い欲が減ってきているのかもしれません。

裏返してみたら、彼女はいたらいいし、いなくてもいい、結婚も機会があればするし、必死になってしなく


てもいい、状況が何か大きくかわれば独り暮らしもあるかもしれないけど、わざわざ、する必要もない…。


という価値観が生まれます、

草食系男子と言われたのも彼らの世代だと思うのですが、

また、終身雇用制度も崩れて、定年まで頑張って務めて出世するという神話も消えました。

また、結婚しても、昔よりは自由に離婚をしている人たちが増えている、(これは、女性の社会進出が確立


されてきて、男女雇用均等法ができたり、女性が男性に頼らなくても、経済的、精神的に自立してきた背


景を感じます。) のをみて、、そういう人たちが増えてくると、社会の偏見も少なくなってきています。

そういう社会をみて、育つと

会社は辞めてもいいんだ…、離婚はしてもいいんだ…、いつまでも実家にいてもいいんだ…、というよう


な、選択肢が最初から普通にある時代に彼らは、育ったのだと思います。

(女性が強くなったぶん、男性は保守的になってきているかもしれません(笑)。)

そういう意味で、昔の「独身貴族」のイメージと比べて、実家で暮らして、お金、時間を自由に使って


いるのは同じですが、

「独身貴族」といわれた時代は、親に依存して、独身生活を「謳歌」しているという感じがしましたが、

今は、彼らにしてみたら、あまりにも自然なことで、謳歌ということではないようです。

物に満たされなかった時代と比べて、物に満たされた時代に育った彼らは、貴族のように独


身を謳歌するという意思で存在しているというより…

ただ、自分にとって、心が満たされる形を常に選択しているだけように見えます。

やめることリストをつくりました。


いい人をやめる…


休日に予定をぎっしり入れるのをやめる…


衝動買いをやめる…


無理に話を合わせるのをやめる…


すぐにビニール傘を買うのをやめる…


嫌な人とかかわるのをやめる…


間食をやめる…


ネットサーフインをやめる…


鞄にたくさん物を入れるのをやめる…


頑張るのをやめる…


あなたの、やめたいことはなんでしょう…?


やめることリストをつくってみませんか。




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最近、ワクワクすることありますか?


朝、目覚めて、今日は晴れているのかな…?


今日はどんなことが起きるのだろう…?


今日はどんな人に出会うのだろう…?

っていうふうに…


なんだかワクワクしますか…?



朝、今日は何を着ようかなって、鏡の前でワクワクしますか?

今、やっている仕事はワクワクしますか?


友達と会って、今日は何を話そうかなってワクワクしますか?

彼女とのデート、今でもワクワクしますか?


仕事が忙しい…。


人間関係が上手くいかない…。


楽しいことがない…。


かも知れない…

だけど、ワクワクすることを、一日ひとつでも探してみませんか…?


ちょっとだけ、楽しくなるかもしれません。




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朝、一番で病院に行った。


朝、目が覚めているのになかなか起きれない。


それよりも何よりも、胃が痛い…。痛いというよりムカムカしてどうにも治まらない。


夕べ味噌煮込みうどんを食べるまで、この二日間ずっと寝込んでいて、何も食べていなかった。


空っぽの胃の中に、とりあえず家にあった市販の風邪薬と、


悪寒、発熱時の解熱と書いてある鎮痛剤を、飲み続けたからだと絶対に思った。


だから、先生胃薬下さい!と、伝えたら、


先生はかる~く、「そんな事はないと思うよ、、風邪菌が胃に入ったと思うから、抗生物質をだしておきましょう。」と…おっしゃる。


家に戻って、昼と夜、食後に抗生物質を二回飲んだら、簡単に胃の痛いのが治った。


自分が、絶対に正しいと思っていることは意外と間違ってるんだ…と、


正月早々、病院で学びました…。




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