- ジェネオン エンタテインメント
- シン・シティ スタンダード・エディション
- ジェネオン エンタテインメント
- シン・シティ プレミアム・エディション
この映画の特筆するべき点は、なんといってもその独特な映像美ですね。
基本的にモノクロなんですけど、その白黒に光沢があって非常に艶やかなんです。それがこのハード・ボイルドなストーリーに凄くマッチしているんですねぇ。とてもクールでカッコイイ世界です。
この映画もとても残虐シーン満載ですが、コミックを原作にしている為か、やはりどこかコミカルなんですねぇ。特にミッキー・ロークが高い階段から飛び降りたり、車に何度も轢かれてるのにピンピンしてるのはどう考えてもおかしいです。
そういうあまりにもリアリティを欠いちゃうシーンがあると、自分の場合バカバカしくなっちゃってその映画に感情移入できなくなっちゃうんですねぇ。
それに、ストーリーが短編的に分断されていて、なんだかよくわからない・・・・
まぁ、長い目で見ると大きな一つのストーリーになっているようですけど、もっとわかりやすいほうが良かった気がします。
だもんで、期待していたわりには「まぁ、こんなもんか・・・」て感じで自分はイマイチでした。
あと、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドもめちゃ強い殺し屋として登場しますが、生粋のイライジャ・ファンは観ない方が良いかもです・・・・最後が酷すぎます。
続編もあるようですが、う~~~ん、自分はもういいやって感じですねぇ。
あっ、そういえば、ひとつだけ印象に残っているセリフがあります、ミッキー・ローク扮するマーブが言っていたセリフです。
「地獄とは、目的もなく生きる人生だ」
あなたはどうですか?